2年の時を経て…荻原拓也、京都から浦和に復帰「勝敗の責任を背負える選手として闘います」

2022年12月13日(火)17時8分 サッカーキング

直近の2シーズンは京都で活躍した荻原拓也 [写真]=金田慎平

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 浦和レッズは13日、京都サンガF.C.へ期限付き移籍していたDF荻原拓也が、2023シーズンより同クラブに復帰することを発表した。

 荻原は1999年11月23日生まれの現在23歳。浦和のジュニアユース、ユースを経て、2018年よりトップチームに昇格した。初年度は明治安田生命J1リーグで8試合の出場にとどまったが、プロデビュー戦となったJリーグYBCルヴァンカップ・Cグループ第1節の名古屋グランパス戦では2得点を挙げた。しかし、その後も浦和では定位置確保に至らず、2020シーズン途中にアルビレックス新潟へ期限付き移籍。2021シーズンより京都へ期限付き移籍すると、明治安田生命J2リーグ全42試合中40試合に出場して1ゴールを挙げ、京都のJ1昇格に大きく貢献。2022シーズンも再び京都でプレーし、明治安田生命J1リーグ21試合の出場で2得点を挙げていた。11月13日に行われたJ1参入プレーオフ決定戦のロアッソ熊本戦にもスタメンで出場。京都のJ1残留に貢献していた。

 2シーズンにわたる期限付き移籍期間が終了し、荻原は京都のクラブ公式HPを通して別れのメッセージを発した。

「京都サンガF.C.を愛する全てのみなさまへ。2年間ありがとうございました。正直、大好きなこのクラブを離れるのがつらい。サッカー人生でこれほど濃密な2年間はありません。2年前初めて曺貴裁監督との電話で直感的に移籍を決めました。湧き上がる感情を抑えきれない自分が今でも鮮明に思い出します」

「本当に上手くなりたいと強い想いで練習したサンガタウン、本当にこのチームを勝たせたいと強い想いで闘ったサンガスタジアム by KYOCERA、2年が経った今、レンタルで、きたことを忘れていました。このクラブのために自分の全てを出し尽くしサポーターと一緒に喜べた2年間でした。最後に、最高の雰囲気の中みなさんの前でプレーできた事は僕の誇りです。ありがとうございました」

 また、3シーズンぶりの復帰が決まった浦和のクラブ公式HPでは、以下のように決意を記している。

「浦和レッズを愛するすべてのみなさまへ。このたび、2年半振りに浦和へ戻ってくることになりました。『成長して必ず戻る』と誓った約束を果たすのはもちろん、勝敗の責任を背負える選手として闘います」

「自分にとって浦和は特別なクラブ。浦和のユニフォームを着て闘う重みを誰よりも知っているからこそ、覚悟を持って帰って来ました。ファン・サポーターの熱量を感じながら、ピッチで躍動する準備はできています。浦和レッズの2023年シーズンを楽しみにしてください」

サッカーキング

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