ドジャース入りの大谷翔平 補強戦略への”影響力”を地元メディアが強調「オオタニとプレーするためにロスに来る」

2023年12月15日(金)12時44分 ココカラネクスト

フリードマン編成部長は「日本の野球ファンをドジャーブルーに変えたい」と野望を語った(C)Getty Images

 新たにドジャースの一員となった大谷翔平が現地時間12月14日、ドジャースタジアムで入団会見を行った。

【画像】ドジャースのユニホーム姿をお披露目!大谷翔平が”決意表明”した入団会見の様子

 今オフのFA市場で最も注目を集め、10年7億ドル(約1015億円)の巨額契約なども大きな話題となった「二刀流スター」が、新天地移籍についての決意や古巣エンゼルスへの思い、自身を支える関係者への感謝の言葉、さらに今後の目標などについても語っている。また、8月以来となった大谷の会見は、多くの報道陣からさまざまな質問も投げかけられている。

 大きな期待感に包まれていた今回の会見では、代理人のネズ・バレロ氏や球団幹部も顔を揃えた。その中でも編成本部長のアンドリュー・フリードマン氏も大谷を迎え入れることとなった現在の思いを語っていた。

 大谷より先にマイクの前に立ったフリードマン氏は「ショウヘイ・オオタニを紹介することができて興奮している」などとコメント。球界最大のスーパースター獲得に尽力、奔走してきたことから、入団発表に辿り着いた素直な気持ちを明かしている。

 さらに、大谷を「これまでで最も才能のあるプレーヤー」と称えている他、野茂英雄、黒田博樹前田健太といった過去の所属選手の名前を挙げながら、ドジャース球団と日本が深い関係であることなども語っている。また、フリードマン氏は他にも「日本の野球ファンをドジャーブルーに変えたい」とも話しており、大谷のドジャース入りによって、さらに多くの人々が関心を抱く球団となることを目指していくと述べていた。

 このフリードマン氏の会見の内容はドジャース専門サイト『Dodgers Nation』でも取り上げており、その中で同メディアは、このコメントを受け「ドジャースはすでに(他球団の)選手たちにとっては目的地であるが、オオタニはさらに球団を大きく変える力がある」と主張。加えて「オオタニと一緒にプレーするためだけにロスに来たいと思うかもしれない」として、ファンだけでなく多くの現役プレーヤーについて意識の変化が起こることなども見通している。

 フリードマン氏の言葉の数々は、今後の大谷の活躍への大きな期待が込められていた。そして、輝かしい伝統を誇る球団に大谷が加わったことで、ドジャースのみならず、野球界全体が活性化することも間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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