アーセナル、ティーレマンスへの関心を継続…レスターは34億円程度で1月の移籍を容認か
2022年12月15日（木）22時27分 サッカーキング
ベルギー代表の一員としてカタールW杯にも出場したティーレマンス [写真]=Getty Images
かねてからティーレマンスに対して強い関心を示していることが明らかになっているアーセナル。一部では今夏の移籍市場で実際に獲得に乗り出す可能性が高いとも報じられていたが、結果的に移籍は実現せず。移籍期間最終盤にはアーセナルがブラジル代表MFドウグラス・ルイス（アストン・ヴィラ）をターゲットに設定したこともあり、ティーレマンスはレスターに残留する形となった。
報道によると、アーセナルはティーレマンスに対する関心を失っておらず、引き続き動向を注視しているという。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、シーズン後半戦でのタイトル争いに向けて中盤の戦力強化を望んでおり、クラブも同監督の意向を汲み取り、来年1月の冬の移籍市場での新戦力獲得に向けて準備を進めているようだ。『デイリーメール』によると、アーセナルはティーレマンスの獲得に向けて「最後の試み」を現在準備しているという。
レスターとティーレマンスとの現行契約は2023年6月末まで。来夏のフリー流出を避けたいクラブ側は、1月の売却についても本格的に検討しており、適正な額でのオファーが届いた場合には、移籍を容認する可能性が高いという。なお、レスターは2000万ポンド（約34億円）程度のオファーが届いた場合にはティーレマンスを売却する可能性が高いと伝えられている。
現在25歳のティーレマンスは2019年1月からレスターに在籍。同クラブの中盤の主軸として活躍しており、ここまで公式戦通算175試合の出場で27ゴール25アシストを記録している。2016年にデビューを飾ったベルギー代表ではここまで56試合に出場し5得点10アシストをマーク。現在開催中のFIFAワールドカップカタール2022では全3試合に出場した。
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