アフリカ王者エスペランスがシャビ率いるアル・サッドに6発大勝…8年前のリベンジ達成

2019年12月18日(水)8時55分 サッカーキング

エスペランスがアル・サッドに大勝 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 FIFAクラブワールドカップの5位決定戦が17日に行われ、開催国代表のアル・サッド(カタール)とアフリカ王者のエスペランス(チュニジア)が対戦した。

 エスペランスは開始6分、ハムドゥ・エルフニがペナルティエリア左で巧みなステップから右足シュートを沈めて先制に成功。13分には相手のミスからアニス・バドリが追加点を決めると、25分には相手DFアブドゥルカリーム・ハサンのハンドによるPKをアニス・バドリが沈めてリードを3点に広げた。

 シャビ監督率いるアル・サッドは、ハンドを犯したアブドゥルカリーム・ハサンが一発退場となり数的不利となったが、32分にアクラム・アフィフがエリア左で倒されてPKを獲得すると、これをバグダード・ブーンジャーが決めて1点を返す。だが、エスペランスは42分にエルフニが追加点を挙げて、3点リードに戻して折り返した。

 後半に入ってアル・サッドは49分、アフィフが再びエリア内で倒されてPKを得ると、これをハサン・アル・ハイドゥースが決めて2点差とする。しかし、エスペランスは74分にエルフニが折り返しを押し込んで大会史上4人目となるハットトリックを達成。87分にはエリア右へ抜け出したサメー・デルバーリがダメ押しゴールを叩き込んだ。

 試合はこのまま終了し、エスペランスが大勝で2大会連続の世界5位。準々決勝でアル・サッドに1−2で敗れた2011年大会のリベンジを達成した。なお、1試合で両チーム計8得点は、2008年大会のマンチェスター・U対ガンバ大阪の一戦(5−3)と並ぶ大会最多記録となった。

【スコア】
アル・サッド 2−6 エスペランス

【得点者】
0−1 6分 ハムドゥ・エルフニ(エスペランス)
0−2 13分 アニス・バドリ(エスペランス)
0−3 25分 アニス・バドリ(PK/エスペランス)
1−3 32分 バグダード・ブーンジャー(PK/アル・サッド)
1−4 42分 ハムドゥ・エルフニ(エスペランス)
2−4 49分 ハサン・アル・ハイドゥース(PK/アル・サッド)
2−5 74分 ハムドゥ・エルフニ(エスペランス)
2−6 87分 サメー・デルバーリ(エスペランス)

サッカーキング

「アフリカ」をもっと詳しく

「アフリカ」のニュース

「アフリカ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ