アル・アインが南米王者破り決勝へ…塩谷司のアシストにカイオがゴール

2018年12月19日(水)9時13分 サッカーキング

白熱した試合となったリーベル・プレート対アル・アイン [写真]=Getty Images

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 18日、FIFAクラブワールドカップUAE 2018準決勝が行われ、アル・アインがPK戦の末リーベル・プレートを下した。なお、元サンフレッチェ広島の塩谷司は左サイドバックでフル出場し、元鹿島アントラーズのカイオの同点弾をアシストするなど勝利に貢献した。

 準決勝から登場の南米王者リーベル・プレートと、開催国王者で塩谷司やカイオを擁するアル・アインの対戦。試合はリーベルのペースかと思われたが開始早々の3分、アル・アインがオウンゴールから先制に成功した。

 しかしリーベルも黙っていない。11分と16分に立て続けにゴールを決め逆転した。アル・アインはその後2度のビッグチャンスを獲得。しかしVAR(ビデオ判定)の結果、相手ボールとなるなど、厳しい時間が続いた。

 リーベル・プレートの1点リードで後半に折り返すと51分、左サイドでボールを持った塩谷が右前方のスペースにパスを出すと、カイオが受けてカットイン。DFを外して素早く右足を振り抜き、ゴール左に同点弾を決めた。

 しかし70分、アル・アインはPKを献上し、リーベルが勝ち越すと思われたが、ゴンサロ・マルティネスがこれを失敗。アル・アインは助けられた。

 その後、どちらにも好機があるものの得点は生まれず90分間を終え、延長戦でも決着がつかず。試合の行方はPK戦に委ねられた。

 先攻のアル・アインは、1人目のカイオと2人目の塩谷を含む5人全員が成功。すると迎えたリーベル5人目ペレスのシュートを、アル・アイン守護神エイサがストップ。この結果、アル・アインが決勝進出を決めた。

 決勝進出を果たしたアル・アインは、19日に行われる鹿島アントラーズ対レアル・マドリードの勝者と激突する。

【スコア】
リーベル・プレート 2−2(PK:4−5) アル・アイン

【得点者】
0−1 3分 ベリ(OG)(アル・アイン)
1−1 11分 ボレー(リーベル・プレート)
2−1 16分 ボレー(リーベル・プレート)
2−2 51分 カイオ(アル・アイン)

サッカーキング

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