冨安は両SBでプレー…ボローニャ、下位トリノに先行許すも追いつきドロー

2020年12月20日(日)22時29分 サッカーキング

トリノとボローニャが対戦した [写真]=Getty Images

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 セリエA第13節が20日に行われ、DF冨安健洋が所属する13位ボローニャは敵地で19位トリノと対戦した。冨安は開幕から13試合連続のフル出場を果たし、2試合連続の左サイドバック起用となった。

 ボローニャは9分に決定機。ムサ・バロウの仕掛けからこぼれ球が生まれると、エリアの外からマティアス・スバンベリがダイレクトで狙ったが、強烈なシュートはクロスバーに阻まれた。前半はお互いに目立ったチャンスを作れず、スコアレスで折り返した。

 トリノは60分、敵陣左サイドで人数をかけてボールを奪ったところから速攻を展開。アンドレア・ベロッティの縦パスを受けたシモーネ・ヴェルディは、フェイントを挟んで左足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手GKに正面で防がれた。

 ボローニャは62分にミチェル・ダイクスを投入し、冨安は右サイドバックにポジションを移す。すると68分、右サイドの深い位置でベロッティを倒したとして、冨安にイエローカードが提示され、トリノがフリーキックを獲得する。キッカーを務めたヴェルディがゴールに向かうボールを入れると、ボールは相手GKアンジェロ・ダ・コスタの足に当たってゴールに吸い込まれた。

 ボローニャは78分に試合を振り出しに戻す。バロウのサイドチェンジを受けた冨安から右に開いたエマヌエル・ヴィニャートを経由して、ボールは抜け出したロベルト・ソリアーノに渡る。ソリアーノは相手GKの股を抜いてネットを揺らし、今季6点目を記録した。

 試合はこのまま終了。ボローニャは2試合連続のドローで4戦未勝利、トリノは4試合ぶりのドローで3連敗を止めたものの、10戦未勝利となった。次節、トリノは23日にアウェイでナポリと、ボローニャは同日にホームでアタランタと対戦する。

【スコア】
トリノ 1−1 ボローニャ

【得点者】
1−0 69分 シモーネ・ヴェルディ(トリノ)
1−1 78分 ロベルト・ソリアーノ(ボローニャ)

サッカーキング

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