約5年ぶり“シンジ対決”は先制弾の岡崎に軍配!…香川はバー直撃FKも途中交代

2019年12月23日(月)1時52分 サッカーキング

ウエスカの岡崎慎司(写真は9月のジローナ戦)[写真]=ムツ カワモリ

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 リーガ・エスパニョーラ2部第21節が22日に行われ、FW岡崎慎司が所属するウエスカとFW香川真司が所属するレアル・サラゴサが対戦した。

 スペイン北東部のアラゴン州を本拠地に構えるチーム同士の“アラゴン・ダービー”で、岡崎は3トップの中央、香川は左MFでそれぞれスタメン入り。岡崎がマインツに、香川がドルトムントに所属していた2015年2月以来、4年10カ月ぶりの“シンジ対決”が実現した。

 試合は16分、ゴール前に飛び出した岡崎がセルヒオ・ゴメスのアーリークロスに合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。それでも20分、再びS・ゴメスが左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前の岡崎が左足で押し込んで先制点を奪った。岡崎の今シーズン4点目で、2連敗中のウエスカが先制に成功した。

 4試合無敗(3勝1分け)のサラゴサは28分、左サイドのFKで香川が直接ゴール右隅を狙ったが、シュートは惜しくもクロスバー直撃。ウエスカは31分、岡崎が右サイドからのクロスでヘディングシュートを放ったが、追加点にはつながらず。

 前半アディショナルタイム1分、エリア中央へ走り込んだアルベルト・ソロがハビ・プアドからラストパスを受けると、左足を豪快に振り抜いてゴール。サラゴサが前半の内に試合を振り出しに戻した。

 後半に入って55分、ウエスカはダビド・フェレイロがクロスを入れると、岡崎がこぼれ球を拾ってフリーでシュートを打ったが、枠を捉えられず。サラゴサは57分、香川を下げて、ジェームズ・イグベケメを投入した。

 スコアが再び動いたのは69分。ウエスカはS・ゴメスのFKをペドロ・モスケラが折り返すと、ゴール前のジョズエ・サが合わせて勝ち越しゴールを挙げた。

 再び1点ビハインドとなったサラゴサは76分、フリアン・デルマズがS・ゴメスへのファールで一発退場。さらに82分には、岡崎を引っ張り倒したアルベルト・ギティアンがレッドカードをを受けて、9人での戦いとなり万事休す。

 ウエスカがダービーを制して3試合ぶりの勝利。サラゴサは5試合ぶりの黒星となった。なお、香川は57分までプレー。岡崎はフル出場で1ゴールを挙げた。

 次節、ウエスカは1月5日にアウェイでエルチェと、サラゴサは同日にホームでスポルティング・ヒホンと対戦する。

【スコア】
ウエスカ 2−1 レアル・サラゴサ

【得点者】
1−0 20分 岡崎慎司(ウエスカ)
1−1 45+1分 アルベルト・ソロ(サラゴサ)
2−1 69分 ジョズエ・サ(ウエスカ)

サッカーキング

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