WBCメンバー続々内定も ささやかれる「穴」とは

2022年12月26日(月)11時18分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 来年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する侍ジャパン「内定」メンバーが明らかになってきた。

 投手陣ではオリックス・山本、ロッテ・佐々木朗、DeNA・今永、巨人・戸郷、大勢、野手勢ではソフトバンク・甲斐、ヤクルト・村上、DeNA牧、ソフトバンク・近藤らの名前が上がっている。

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 このほかにメジャー組からはすでに出場表明しているエンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュ、カブス・鈴木誠也などが加わり、正にドリームチームとなることが予想されているが、心配な「穴」の存在も指摘されている。

 オリックスの宮城大弥投手(21)は25日、「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「石橋貴明のGATE7」にゲスト出演。来年3月に開催されるWBCの日本代表選出へ向け、「どこのポジションでもいいのでやりたい」と猛烈アピールする場面があった。

 これには、石橋が親交の深いWBCのピッチングコーチを務める吉井氏からの伝言としてこう明かしたことにあった。

 「WBCピッチングコーチの吉井さんより『リリーフやれるのか?』というメッセージを授かりました。どうやら左のリリーフがいないらしいんですよ。まあ多分考えているのは2イニングとか、球数制限あるので3イニングとか。試合が崩れたときも含め、リリーフができるのかと」

 すると宮城は「プロではやったことない」としながらも「大会(WBC)に出れるなら、もうどこのポジションでもいいのでやりたい!サッカーも日本を盛り上げてくれたので野球も日本を盛り上げられたらベストだと思うので」と即答した。

 左のリリーフをめぐってはチーム構成を考える上で懸案事項の一つだった。11月の強化試合では右のリリーフは巨人・大勢を筆頭にオリックス・山崎颯、湯浅など充実のピッチングを見せたが、左のリリーフに関しては不安が残った。

 宮城は同じく左腕のヤクルト・高橋と共に第2先発としての役割も期待される中、手薄な左のリリーフを埋める存在としても期待されている。

 今後もWBCメンバーに関しては様々なパターンを想定し、熟考が重ねられる予定。世界一奪回へ向け、果たして最終メンバー入りするのはどの選手となるのか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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