メジャー球団と次に”巨額契約”を結ぶ日本人選手は? 米メディアが選出 佐々木朗希、村上宗隆と並び立つ大型右腕とは

2023年12月29日(金)11時39分 ココカラネクスト

山下の評価はアメリカでも高いようだ(C)産経新聞社

 オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた山本由伸が、ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円)の契約を締結した。10年7億ドル(約1015億円)の大谷翔平に続いて、山本が大型契約を勝ち取ったが、同程度の巨額契約を得る日本人選手は現れるのだろうか。

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 現地時間26日(日本時間27日)、現地スポーツメディア『CBS Sports』は「次にMLB球団と巨額契約を結ぶ可能性がある日本人3選手」と題して特集記事を配信。ロッテの佐々木朗希、ヤクルトの村上宗隆、オリックスの山下舜平大の3選手を取り上げた。

 佐々木朗希については「すでに地球上で最も才能のある投手の一人である」と高評価。「剛速球と破壊的なスプリットという2つの強力な球種を持ち、年齢と球種から見ると考えられないほどの制球力がある」と投手としての能力を指摘。今季ナ・リーグで20勝を挙げたスペンサー・ストライダー(ブレーブス)を彷彿とさせる存在として紹介した。メジャー挑戦となれば、山本と同様に争奪戦になることが予想される。

 打者では村上宗隆が取り上げられた。同メディアは「ムラカミは左打席で強烈なパワーを発揮する」と22年に56本塁打を放ったパワーを紹介するとともに、「昨シーズンだけで15%以上の確率で四球を記録するなど、出塁率も高い」と出塁率の高さも高評価した。一方で、三振率の高さと三塁守備を課題として指摘していた。昨年ヤクルトと3年契約を結んでいる村上は、25年シーズン終了後にメジャーに挑戦すると噂されている。

 3人目に“意外な選手”が選出された。プロ3年目ながら今季16試合に登板して9勝3敗、防御率1.61の成績を残し、オリックスのリーグ3連覇に貢献した山下舜平大だ。同メディアは「馴染みのない名前かもしれない」としながらも、「ロウキ・ササキの後継者であることは明らかだ」と評価した。記事内では山下が90マイル中盤の速球を高めに投じて打者の目線を上げ、鋭く落ちるパワーカーブで打者を翻弄する縦の駆け引きにすでに長けていると記載。さらに、与四球率の少なさなども紹介されていた。

 右腕が海を渡る時期については「ヤマシタがMLBに飛び込むのは25歳のシーズン後、つまり2028年の冬になると思っておいた方がいい」と綴り、早ければ28年シーズンにメジャーに挑戦すると予想した。

 今オフは大谷と山本がMLBストーブリーグの目玉として注目された。今回取り上げられた3選手もメジャーに挑戦する際にはMLB球団から熱視線が送られそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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