トッテナム在籍約11年半…37歳GKロリス、ロサンゼルスFCへの移籍が決定

2023年12月31日(日)9時51分 サッカーキング

トッテナム退団が決定したGKロリス [写真]=Getty Images

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 トッテナムに所属する元フランス代表GKウーゴ・ロリスがメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCに完全移籍することが決定した。30日、両クラブが発表している。

 契約期間は2024シーズンまでとなっているが、2025年と2026年までとなる延長オプションも付随していることが明らかになっている。なお、イギリスメディア『BBC』によると、フリー移籍となるようだ。

 現在37歳のロリスはニースの下部組織で育ち、2006年1月にデビューを飾った。2008年夏からは4年間リヨンでプレー。2012年夏、トッテナムへの完全移籍を果たした。2015年から昨季までは主将も務め、トッテナムではクラブ歴代7位となる公式戦通算447試合に出場し、プレミアリーグでは歴代12位となる127回のクリーンシート(無失点試合)を達成。同リーグで100回以上のクリーンシートを達成している17人のGKのうちの一人にもなった。

 2008年11月に初キャップを記録したフランス代表では、歴代最多となる通算145試合に出場。FIFAワールドカップロシア2018優勝などに貢献した。2022年冬のカタールW杯を準優勝で終えた後、代表引退を発表した。

 トッテナムとの現行契約は2024年6月30日までとなっていたが、今夏から退団の可能性が浮上。最終的に新天地は決まらずに残留を果たしたが、今シーズンはここまで出場機会はなく、契約満了を迎える前に約11年半過ごしたクラブを離れることとなった。

 なお、トッテナムは31日にホームで行われるプレミアリーグ第20節のボーンマス戦のハーフタイム中に集まって直接ウーゴに感謝の意を伝える予定であることも発表しており、お別れセレモニーを実施することから、当日試合を観戦する人々にはハーフタイムに席に留まっておくことを呼びかけている。

 退団が決定したロリスはクラブ公式サイトを通じて「これはスパーズファンへの個人的なメッセージだ。初日から皆のサポートに感謝したいと思う。何年もの間、皆の一員としてキャプテンを務めていたことは大変な名誉であり、これで物語は終わるが、皆はいつも僕の心の中にいる。スパーズは僕と家族にとって常に特別な場所だ。僕たちが一緒に過ごしたすべての思い出、経験したすべての感情に感謝したいと思う。皆には最高なものを得る資格があるから、今後10年間の幸運を祈っている」と感謝のメッセージを語っている。

サッカーキング

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