手取り18万円から3万円貯金 20代後半女性のノウハウにFP「素晴らしいですね」

2021年12月29日(水)23時38分 キャリコネニュース

毎月貯金


手取り20万円以下だと「なかなか貯蓄できない」という人も少なくないだろう。キャリコネニュース読者から寄せられた、「年収20万円以下の人」のアンケート回答に、それでもなんとか工夫して貯金しようとする人の声が届いた。


※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22


目標は「毎月貯金3万円だがギリギリ」


神奈川県に住む20代後半の独身女性(流通・小売系/契約社員)は、手取り月18万円で生活している。「毎月の貯金」に関してかなりこだわっているようで


「友人の結婚式やスマホが壊れて買い替えるなどの予測不可なイベントが発生すると貯金できず困っている」


「(目標は)毎月貯金3万円だがギリギリで、カットモデル(で美容院代を節約)、フリマアプリで洋服を買い、化粧品は懸賞やドン・キホーテの500円の製品を買って(節約して)いる」


と日々、努力している様子だ。


一方で、仕事が「契約社員」のため、ずっと働き続けられるかどうかに不安を覚えているという。


「(契約が)1年更新のため、不安定な雇用形態に生活の見通しが立たない。正社員登用制度のある求人に応募を考えている」


転職活動も視野に


ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。


<20代後半という年齢だけで考えると、今後に向けて転職活動を具体的に検討することが家計改善の大きな一歩になると推察します。


現在のお仕事は1年更新ということですので、少なくとも次の更新までには目途をつけるというのも選択肢の一つです。


家計改善を成功させるポイントとして「収入を増やす」という方法はシンプルで効果的です。もちろん、さまざまな理由から収入を増やすための具体的な行動(副業や転職活動など)ができない人もいます。


しかし今回は、現在契約社員ということですので、今後は転職の余地が大いにあります。条件や環境の良い仕事が見つかればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


一方で、手取り18万円のうち毎月3万円を貯金しているのは素晴らしいですね。現在やりくりしている家計管理を、転職後に所得が増えてもそのまま継続することで暮らしに余裕が生まれるでしょう。


心配している毎月の貯蓄額も、現在の3万円から増やすことも可能になります。また、正社員での仕事が決まればボーナス時期にさらに貯金をすることも可能です。注意点として、所得が増えたからといって急に支出を増やしては意味がありません。


転職して所得が増えても、是非今のままの家計管理や貯金を継続してください。そうすることで精神的な余裕も生まれ、貯金も順調に進むでしょう。>


※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

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