初玄孫の誕生にフィーバー「身内のプレッシャーがしんどい!」里帰りから戻った妻が泣き崩れて……夫がとった行動とは

2024年1月4日(木)8時11分 マイナビ子育て

お子さんが生まれた時、親戚中で初めての赤ちゃんだと祝福の嵐が巻き起こりますよね。でもあまりにもお祝いムードが過ぎると、時にはプレッシャーを感じてしまう場合も……。今回は20代のパパであるAさんが、子育て中に体験したエピソードを紹介します。

第一子となる長女の誕生後、周囲からのプレッシャーに妻が耐えられなくなり……

(※写真はイメージです)

2021年10月に第一子である長女が誕生しました。私は長男、妻は一人っ子で、両方の親と祖父母からすると初孫で初ひ孫。そして私の曽祖母もまだ健在なので、初玄孫の誕生となりました。そのため皆から祝福されて産まれてきた子でした。

私と妻自身もかなり楽しみにしていましたが、しかし周囲の祝福ムードもすごく、妻は「ちゃんと育てなければ」とかなりのプレッシャーを感じていたようです。妻は里帰り出産し、生後1ヶ月まで実家に居ました。

里帰りを終えようやく自宅に妻と子どもが帰って来た時、妻は不安とプレッシャーから泣き崩れてしまいました……。事態を重く見た私は、転勤や出張を辞退し、残業も少ない部署に異動させてもらって少しでも家にいる時間を作りました。

大黒柱である自分が家族のために環境を変えたら、収入は減る一方で……

(※写真はイメージです)

その効果もあってか、妻の体調やメンタルはどんどん回復していきました。子どもも家に慣れて、私を父親と認識してくれるようになり、平和な家族の団らんを築けるように。

しかし、部署の異動により収入は6割も減少しました。家計の管理は自分ひとりで行っていましたので、今度は私自身がプレッシャーや不安、ストレスを溜めるように……。ですが妻と子どもの手前、それを表に出すことは絶対にしませんでした。

そんな時、私の母親が孫に会いにきました。母とは昔から仲が悪く、何かと衝突して4年ものあいだ音信不通だった時期もあり、結婚する時も子どもができた時もすべて時後報告でした。

そんな母親には絶対に弱みを見せまいとしていましたが、ふと帰り際に……。

離れていても、息子である私の弱みを見抜いた母。その一言に救われた

(※写真はイメージです)

「あんまり抱え込み過ぎなさんなよ。あんたは強いけん、すぐ無理するけど、あんたは私の子どもなんやけん。甘えてもいいんよ」

この言葉を聞いて、私は泣き崩れました。

母はすべてを見通し、疎遠になっていた息子に対しても優しい言葉をかけてくれました。この日から抱え込むことをやめ、「人を頼る、人に協力してもらう」ことを積極的に意識しました。

元の部署に戻ることを妻に伝えると、妻は二つ返事で受け入れてくれました。そのおかげで収入も4割上昇し、元に近い状態で安定。母ともすっかり仲良くなり、今では子どもも2歳手前です。

「子育ては子ども第一」と思いますが、まず自分を大事にできないと子どもも大事にできないんだなと痛感した出来事でした。

====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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