ファミレスでの「塩対応」に傷心　衝撃の体験描いた漫画に同情の声「めちゃくちゃ心が痛む」「世の中理不尽だよなぁ」

ファミレスで猫型の配膳ロボットに料理を運んでもらったことがある読者もいるだろう。

可愛らしい顔や声で料理を運んでくれる姿には、なんだか癒されるものだが......。

そんな猫ロボを可愛がった結果、予想外の結末を迎えてしまった人の体験X(ツイッター)上で反響を呼んだ。

こちらは漫画家で会社員の青木ぼんろ（＠aobonro）さんが2023年12月2日に投稿した実体験にもとづく作品。

その日訪れたファミレスでは、猫ロボが動き回っていた。そして、青木さんの元にもやってきて......。

「料理をお取りくださいニャン」

これが噂の猫の配膳ロボか。料理を届けにきたかわいらしい姿に、思わず頬も緩んでしまう。

「凄い時代だなあ」と感心しながら料理を受け取った青木さん。つまり、猫ロボは立派に役目を果たしたワケなのだが......。

まさかの塩対応にがく然

何故かその場からピクリとも動かない。無言でそばに佇み続ける猫ロボに、青木さんも怪訝に思うしかない。

何かしないと帰らないのだろうか。そういえば隣の人が猫ちゃんの頭の辺りを押していたような？　思い出した青木さんは、猫ちゃんの頭にそっと触れた。すると......。

「ニャアァンッ」

突然の大声に面食らい、立ち尽くす。そんな青木さんに猫ロボは追い打ちをかけた。

出会ったときのかわいらしい表情をどこかへ消し去り、渋い顔を浮かべて「触らないでにゃん」と拒絶したのだ。周囲の客の視線が、痛い。もう、謝るしかない......。

あまりにも悲しい展開に、ユーザーからは4万7000件を超えるいいね（8日夜時点）のほか、こんな声が寄せられた。

「感情があるロボット　ロボットにすら嫌われる時代が来る」
「理不尽だよなぁ...世の中理不尽だよなぁ...www」
「めちゃくちゃ心が痛む（めちゃくちゃ笑ってる無理）」
「そのうちロボットに好かれるための本出てきそう」

ところで青木さんはその後、猫ロボを子供たちが触っているところを見たという。4日、Ｊタウンネット記者の取材に対し、その時の様子を次のように語っている。

「僕のときとは違って『もっと撫でてにゃん』みたいなことを言っていました」