チョコ肉じゃが、チョコ酢豚、チョコ筑前煮... 前衛的すぎる「おばんざい」、大阪に登場

2019年1月25日(金)11時0分 Jタウンネット

2月14日のバレンタイン。チョコレートひとつにしても、年々ユニークさを増してきている。


そして2019年、ついに「おばんざい」とチョコが遭遇。衝撃的なメニューが生まれてしまった。その名も「チョコ味のおばんざい」。まんまである。正直なところ不安なメニューだが、意外にも店長の工夫が光るものなんだとか。


コクや深みを引き出す


衝撃的ともいえるチョコ味のおばんざいを提供するのは、御堂筋線なんば駅から徒歩数分のおばんざいバー「おばんざいとお酒。with whom」。018年10月にオープンしたばかりの新進気鋭の店だ。


開店してから初めてのバレンタインを迎えるにあたって実施される企画で、19年2月1日から14日までの期間限定で振る舞われる。


気になるチョコ味のおばんざいメニューは全部で5種類。少なくとも筆者はどのメニューもチョコと組み合わせているところを見たことがない。


チョコ(肉)じゃがは遠目で見るとよくわからないが、細かく削ったチョコが上にのっている。もっと派手にチョコと掛け合わせたものだと考えていただけに俄然興味がわいてきた。


これはどこにもチョコがないのではないか。そう思ったのも束の間、煮汁をよく見ると異様に茶色がかっている。本来の筑前煮も煮汁は茶色であるがもう少し透明感がある。そんな馬鹿な—— チョコと一緒に煮込んでいるのだ。


このほかにもチョ(酢)豚やチョコ(スぺ)アリブ、チョコカレーといった想像を超えるアイデアメニューがある。


奇をてらっているだけにも思えるかもしれない。しかし、これらは、


「ビターチョコレートを使い、通常メニューにはない、コクや深みを引き出せるよう試作を重ねました」



味の追及を徹底した結果完成した料理なのだ。それ故、「チョコとおばんざい」という新種のメニューに対して、店長を信じて客が邪心を振り払うのが最も重要なのかもしれない。


チョコカレーのみ1300円でほかは500円(いずれも税抜)。店長が自信をもって提供する新種のおばんざいは2月1日から14日までの期間限定で楽しめる。

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