完売必至の人気パンも！ 川越で話題の『川越ベーカリー 楽楽』の人気パン3選

食楽web

●川越の人気観光スポット、菓子屋横丁に佇む『川越ベーカリー 楽楽（らくらく）』。地元でも愛されるパン屋を調査してきました。

　蔵造りの町並みや菓子屋横丁など江戸の情緒を感じられると人気の川越。観光客が多く集まる川越には、地元民も通う行列ができるパン屋『川越ベーカリー 楽楽』があります。

国産のムク材を使い、釘を使わない工法で建てられた店舗は趣があります。外観は伝統的な川越の町屋が再現されているそう

　国産小麦・天然酵母・無添加・手作りにこだわった上質なパンを求めて休日はお客さんが次々に訪れ、人気商品は完売続出。今回は、幸運なことに人気ベスト3のパンを全て買うことができたのでご紹介します。

　落ち着いた雰囲気の店内は入りやすく、ホッとする空間です。棚にはバラエティ豊かなパンが並び、きんぴらやちくわを使用した変わり種も！　全国各地でパン屋巡りをしてきたパン好きの筆者は胸が高まります。

　平日の15時頃に行ったら、スムーズに買い物ができました。店員さん曰く、平日でも午後には人気商品が売り切れ、かなり種類が少なくなってしまう事もあるのだとか。この日は周りのお店の多くが定休日で観光客が少なかったこともあり、幅広い種類のパンから選べました。

人気No.1はどこか懐かしい秩父味噌を使った「お味噌のパン」

「お味噌のパン」250円

　北海道産小麦と餅粉をブレンドして作ったお味噌のパン。ちょっと珍しいこちらのパンには、秩父味噌が練り込まれています。上のクッキー生地も味噌風味でどこか懐かしさを感じられるやさしい味わい。

　軽い食べ心地ともちっとした食感の両方を兼ね備えていて、おやつに食べたくなります。それほど甘くありませんが、コクがあり、子どもから大人まで楽しめるパンでした。

「プレミアム食パン」360円

　北海道産の小麦粉をメインに、自家製発酵種でじっくり発酵させて作った食パン。なんと発酵時間は18時間にもなるそうです。

　ふんわりと小麦粉とバターの香りが漂う優しい味ともっちり食感。食パンらしいやわらかさもありながら、もちもちしていて食べ応えがあります。個人的には食感を楽しめる厚切りがおすすめ！ 今回は5枚切りでオーダーしました。

　そのままでもおいしい生食用の食パンですが、焼くと外はカリッ、中はふわもちなトーストに。焼きすぎてしまっても軽くならないのが魅力です。

「バニラ香るザクっとブリオッシュメロン」250円

　最初から最後までザクザク食感が楽しめるメロンパン。特に端っこはザックザク。でも、甘さ控えめなのがポイントです。

　バニラの甘い香りとバターの芳醇な香りが口いっぱいに広がり、自然と満面の笑みがこぼれます。食感と心地よい香りにハマってしまい、なぜ1つしか買ってこなかったのだろうと後悔しました。

「チョコレートクランベリー」360円

　人気ランキングには入っていなかったものの、店員さんのおすすめということで購入してみました。

［食楽web］

　かぶりついてみると口いっぱいに広がるチョコレートの風味が。噛めば噛むほど甘みが出てきて、ゴロゴロのナッツと時折やってくるフレッシュなクランベリー、チョコレートがアクセントになっています。

　焼いてみると外はカリカリ、中はふわもちに！　トースターを開けた瞬間からチョコレートのいい香りが食欲をそそります。薄くカットしてトースターで焼きバターを塗れば、贅沢なラスクのようになりますよ。

　川越で行列を作るパン屋『川越ベーカリー 楽楽』は、観光客はもちろん、地元民からも定評がある人気店です。別日に川越を歩いていると『川越ベーカリー 楽楽』のパンの自動販売機を発見！　よほど人気なのだろうと思いました。川越観光のメインエリアにお店を構えているので、川越土産として購入してみてはいかがでしょうか。

（撮影・文◎栗原香菜子）

●SHOP INFO

店名：川越ベーカリー 楽楽

住：埼玉県川越市元町2丁目10-13
TEL：049-257-7200
営：平日8:00〜17:00
土日祝7:30〜17:00 （売切れ次第閉店）
休：不定休
http://www.bakery-rakuraku.com/