レモン買い忘れた…レモン汁がちょっと欲しい~ってときの代用アイテム8種

2023年2月16日(木)13時1分 マイナビ子育て

さまざまな用途で使われるレモン汁ですが、使いたいときにないと困りますよね。わざわざ買いに行くのもちょっと……というときに、代用できるものを知っていると便利です。意外におうちにあるもので代用できることも多いので、用途に合わせて、どんなものが代用として使えるのかチェックしてみてください。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

爽やかな香りと酸味が魅力のレモンは、そのまま食べるには酸っぱすぎるため、果実そのものを食べるというよりは、絞って料理やお菓子作りに取り入れる使い方が多いですよね。

しかし、使う量はさほど多くもなかったり、日常的によく使うというわけでもなかったりして、レモンを常備してあることは少ないのではないでしょうか。

正直なところ、半分だけ絞って使い、残りは使いそびれてカビが生えてしまった……なんて経験は1度や2度ではありません。無駄にしないように、必要なときに購入しようと買い控えていたら、いざ使いたいときになくて困った、という結果になることも。

すぐに買いに行けないときや、使用量が少しだからどうしよう? といったときには、代用できるものでしのぐのも手です。使用目的によっては、レモン汁の代わりとして使えるものが、意外に普段使っている中にあるかもしれませんよ♪

目的別! レモン汁の使い方

ビタミンCが豊富で目が覚めるような味のレモン。栄養的にも体によい成分がいっぱいで、美容や健康のためにも積極的に取り入れたいフルーツです。

多くの場合は絞ってレモン汁にして使いますが、まずはどのようなときにレモン汁が使われるのか確認してみましょう!

酸味をつける

レモンの味の特徴といえば、パンチのある酸味。これが料理のアクセントになったり、全体を引き締めてくれたりします。ほかにも、揚げ物にかければ脂っぽさを軽くしてくれます。

香りをつける

レモンの爽やかな香りは、お菓子や料理に大活躍。さっぱりとした口当たりになり、食欲が進む香りです。メインのフレーバーとして使ったり、少量を加えて全体を軽やかにまとめてくれたりします。

臭みとり

肉や魚の臭みとりにもレモン汁が活躍してくれます。下味にレモン汁を加えたり、食べる前にかけたりしても◎。

変色防止

りんごやアボカドのように、カットすると空気に触れて酸化し、変色してしまう食材があります。レモン汁をかければ、ビタミンCの働きによって変色を抑えることができます。

発色をよくする

変色を抑えるほかにも、発色をよくする働きもあります。さつま芋煮やぶどうのコンポート、ジャムの仕上げにレモン汁を加えると、パッと色が明るくきれいになったりします。これはレモンに含まれるクエン酸による効果。科学実験のようで、子どもと一緒に観察しながら加えてみると楽しいですよ♪

肉を柔らかくする

クエン酸はたんぱく質の繊維をほぐし、柔らかくする働きもあります。仕上げに加えるだけでは効果はありませんが、加熱する前にレモン汁に浸けたり、一緒に煮込んだりすると◎。レモン汁には保水力もあるので、仕上がりがパサつかず、しっとりジューシーに。

とろみをつける

牛乳や豆乳にレモン汁を加えるとヨーグルト状になります。これはレモンに含まれるペクチンとたんぱく質が反応するため。また、ペクチンは砂糖と一緒に煮詰めるとゼリー化することから、ジャム作りでペクチンが少ない果物で作るときはレモン汁を加えることでペクチンを足し、とろみをつけたりします。

お掃除

実はレモンはお掃除にも大活躍! クエン酸はナチュラルクリーニングできる自然素材として、重曹と並びよく使われるもの。そのクエン酸を多く含むレモン汁はアルカリ性の汚れを中和して落としやすくしてくれます。

レモン汁の代用として使えるもの

市販のレモン果汁

市販のレモン果汁は手軽に使える代用品です。すでに絞った果汁となっているものなので、手間なく、使いたい分だけ使える便利さが魅力。100%レモン果汁なので、レモン汁と全く同じように使えます。

レモンオイル・レモンエッセンス

食品添加物として香りつけに使われるレモンエッセンスやレモンオイルは、酸味をつけることはできませんが、レモンの香りづけするにはぴったり。

凝縮した香りなので少量でOKというのもいいですよね。天然100%のエッセンシャルオイル(食品添加物として使えるもの)だと、レモン本来の成分や働きも期待できます。お掃除にも使えますよ♪

ほかの柑橘類

レモンと全く同じ味や香りではありませんが、同じ柑橘類で代用するのもいいですよね。甘みや酸味、苦みなどそれぞれに特徴が違いますが、柑橘類の爽やかさは共通しています。柚子やカボスといった日本でも古くから用いられているものもいいですし、グレープフルーツなどもオススメです。

柑橘系ジュース

レモネードなど、レモンのジュースは人気。果汁に砂糖や水が加わっている分、レモン汁としてのパンチには欠けますが、風味や成分は入っているので代用として使えます。特に砂糖を加えて味つけするような料理などにはちょうどいいですよね。

ほかにもグレープフルーツや柚子などのジュースも代用品として楽しめます。濃度などは商品によって変わるので、使う量は調整してみてください。

料理に使うのはほぼ代用できますが、お掃除には糖分があってベタベタするので不向きです。

柑橘類のジャム・ピール

レモンピールやオレンジピールなどの柑橘類のドライにしたものや、マーマレードなどのジャムなどは、香りとおいしさがギュッと凝縮されています。レモン汁のような液体ではないので、使い方は限られますが、料理やお菓子作りのときに香りをつけるのにはぴったり。

固形物なので、果汁とは違う食感が加わりますが、それもまた楽しいですよね。

お酢類

意外に代用品として優秀なのがお酢。お酢にもいろいろな種類があるので、どれもレモン汁の代用として使えるわけではありませんが、香りが違うことを除けば、かなり近い使い方ができます。

酸味を加えたり、食材の発色をよくしたり、お掃除にも活用できますよ♪

ヨーグルト・サワークリーム

香りや見た目はかなり違いますが、酸味という点で代用できるのがヨーグルトやサワークリーム。

ヨーグルトでお肉を漬け込むタンドリーチキンは有名。レモン汁と同じく、たんぱく質をやわらかくしたり、臭みを取る働きがあります。

クエン酸

レモンに含まれるクエン酸による効果がいくつもあるので、クエン酸自体を使って代用にすることも◎。クエン酸はお掃除などで使われる用のものと、食品添加物として使えるものとがあるので、用途に合わせて使い分けてください。

クエン酸はレモンの酸っぱい成分。粒状になっているので、水で溶かしたり、ほかの材料と混ぜて使ったりします。レモン汁の代わりに酸味をつけたり、発色をよくしたり、お掃除に活用したりできます。

まとめ

レモン汁は酸味や香りをつけるほかに、食材の発色や食感をよくする働きもあり、お掃除でも活躍します。代用品として使えるものはたくさんあるので、少量使いたい場合などは、おうちにあるもので代用すると、無駄も出ず便利なことも多いです。用途によっては向き不向きがあるため、目的に合わせて代用するものを選んでくださいね♪

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