「桜餅」といえばどっち? 東西二分説を検証、全国分布マップ公開

2024年3月6日(水)9時45分 マイナビニュース

日本あんこ協会は3月5日、「桜餅は関東風か関西風か」に関する調査結果を発表した。調査は2月19日〜29日、全国の同会員向けにメールフォームによる任意回答で実施。624名から有効回答を得た。
○全国桜餅一斉調査「東は長命寺、西は道明寺」は本当?
同協会によると、関東風や関西風という通名があるとおり、これまでの桜餅に対する認識では、東日本では東京都墨田区が発祥の「長命寺」(小麦粉でつくったクレープ状の生地でこしあんを巻いたもの)が食べられ、西日本では大阪が発祥とされる「道明寺」(道明寺粉を使ったおはぎのような食感の生地で、こしあん、またはつぶあんのいずれかを包んだもの)が食べられているという、“桜餅の東西二分説”がある。
今回の調査では、この説が正しいかを明らかにするとともに、居住地の桜餅はどちらが主流であるかを把握するための調査を実施した。
その結果、全国における長命寺と道明寺の割合は、「長命寺」が30.8%、「道明寺」が69.2%という結果に。全国の約7割が関西風とされる「道明寺」が主流であることがわかった。
この結果を都道府県別のグラフにしたものがこちら。
さらに、このグラフを元に桜餅日本地図を作成した。
「この地図からわかるように、桜餅の東西二分説は否定することができる結果となった」と同調査。

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