アルバイトがAIなどに「代替えされる」割合が業種別で明かされる、一番可能性が高い業界は?

2024年3月27日(水)6時44分 マイナビニュース

マイナビのキャリアリサーチラボは、「非正規社員の『技術的失業』の課題とリスキリング(学び直し)実態」に関する調査結果を発表した。同調査は1月5日〜7日、自社の非正規雇用労働者の採用方針を把握し、直近2カ月以内に採用活動を行った全国の経営者・役員または会社員で、かつ従業員数10名以上の企業に所属している928名を対象に、インターネットで実施した。
現在の仕事をシステムやAI、ロボットなどのテクノロジーに代替した場合に想定される施策を聞いたところ、「非正規社員の削減」(29.4%)が最も高く、次いで「正社員の労働時間の短縮」(27.2%)、「正社員の削減」(26.6%)となった。
今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替えされた場合に、必要になるスキルがある企業は、非正規社員に対しては50.8%、正社員に対しては60.6%だった。非正規社員・正社員ともに今後必要になるスキルがあると考える企業が多かった。
非正規社員・正社員ともに必要になるスキルについて聞くと、「新しいデジタルツールの活用スキル」が最も多く、「AIを用いたデータ分析スキル」「ビジネス課題を設定・解決するスキル」と続いた。
現在、リスキリングを実施しているか尋ねたところ、「実施している」は50.8%で、そのうち56.7%が「正社員のみに実施している」と回答し、非正規社員にリスキリングを実施している企業は少ないことがわかった。
2023年2月15日〜20日、現在アルバイトをしている10〜70代の男女9,000人に「学び直し」についても調査した。「アルバイトで学び直しの必要性を感じている」と回答した割合は54.3%だが、実際にリスキリングに取り組んでいる割合は16.5%だった。
アルバイトで学び直しが必要と思わない理由は「転職をする予定がないため」が46.1%と最も高く、次いで「どのようなことを学び直したら仕事に活かせるかわからないため」(25.0%)となった。

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