「雨の中で発見した子供たちの靴。見知らぬ人が一足ずつ、ビニール袋で...」(北海道・年齢性別不明)
2023年4月3日(月)11時0分 Jタウンネット
シリーズ読者投稿〜忘れられない「あの人」と〜 投稿者:Hさん(北海道・年齢性別不明)
その日、Hさんは3人の子供を連れて北海道・美瑛町の丘にドライブに出かけた。
楽しい時間を過ごしていたのだが、雲行きが怪しくなってきたため、帰ることにしたという。
しかし、家に向かっている途中で、あることに気が付いて......。

<Hさんの体験談>
もう何十年も前になります。私は美瑛の丘に子供3人を連れてドライブに行きました。
お弁当を食べながら十勝岳を見たり、子供たちはワイワイと走ったりして遊んでいたのですが、雲行きが怪しくなってきたので帰ることにしました。
家に戻る途中で「あっ!」
慌てて片付けて子供たちを車に乗せ、荷物を積んで家に向かう途中に「あっ!」と気づきました。
子供たちの靴を忘れてきてしまったのです。

雨がパラパラと降ってくる中、急いで丘に取りに戻りました。
するとビックリ。子供達の靴がビニール袋に1組ずつ入れられた状態で、キチンと並べて置いてあったのです。
それを見て、なんて優しい人が居るのだろうと涙が出ました。
お礼を言いたくても誰がしてくれたのかわからず、思い出しては「ありがとう」と心の中で呟いています。
忘れられないあの日の出来事。当時4歳だった長女はこの出来事を覚えていて、「私もそんな大人になりたい」と言っていました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変更)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)
関連記事(外部サイト)
- 「混んだ電車で座っている客に『もう少しずれて』と呼びかける中年女性。『あれがオバタリアンか』とバカにしていたら...」(愛知県・60代女性)
- 「突然消えた3歳の娘と、駐車場から出て行こうとする見知らぬ車。必死で止めて、中を覗くと...」(都道府県不明・女性)
- 「幼いころに出会った、見知らぬ紳士的なおじさん。突然、妹の真横に座り『ほーら、見ててごらん』と言って...」(愛知県・40代女性)
- 「満員電車でウトウトし、床に座り込む幼い娘。そばで見ていた見知らぬ男性が、彼女を急に抱き上げて...」(三重県・40代女性)
- かつてのクラスメイトと集まる会は「同窓会」?それとも「同級会」?【都道府県別投票】