37歳・年収120万円アルバイト女性「安定のVTI・S&P500・オルカンそれぞれにNISAで月5000円」3年間積み立てたら?

2024年4月17日(水)6時10分 All About

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は青森県に住む37歳女性の積立投資エピソードです。

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

37歳・年収120万円アルバイト女性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は青森県に住む37歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、父(76歳)、母(73歳)

金融資産

年収:120万円
金融資産:現預金55万円、リスク資産88万円

リスク資産の内訳

・投資信託:83万円
・日本株:2万円
・米国株:3万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
2021年から約3年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は「楽天・VTI」「S&P500」「オール・カントリー」の3商品にそれぞれ「月5000円」を積み立てしているとのこと。
運用実績については、楽天・VTIが「元本約17万円→運用益込約24万円」、S&P500が「元本約13万円→運用益込約18万円」、オール・カントリーが「元本約14万円→運用益込約19万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子です。
積立投資を始めるにあたっては、「保険や通信費を見直し、それで浮いたお金を積立投資に回すこと」で資金を捻出したそう。
3商品とも総じて「2022年は下げ相場だったので多少マイナスになったりもしたが、積立額が少額なので大きな含み損になることはなかった。2023年は上昇相場だったため、マイナスになることなく順調に増えていった」と説明されています。

37歳・年収120万円アルバイト女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「まだ3年程しか運用していないが、確実に増えているので今の所は積立投資をしてよかった」とコメント。
「投資をする前から割と貯金はしていた」とのことで、コツコツと積み立てる今の投資のスタイルは性に合っていると感じている様子です。
ただ一方で別途、短期的に高いリターンを狙うレバレッジ型投資信託にも投資しているという投稿者。
「レバレッジは危険だと言われているが、お試しで1年ほどかけて10万円分買い集めたものが、今では8万円強プラスになっている」とこちらも好調のようですが、「少しリスクを取りすぎているかもしれない」といくばくかの不安も感じているそう。
新NISAについては、「つみたてNISAからそのまま新NISAになったので、今まで通り利用している。成長投資枠で個別株も買えるので、個別株の勉強を少しずつやっている」と新たなチャレンジも始められているようでした。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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