噂ほどじゃない？ サウナの聖地と言われる横浜「スカイスパ」に入った直後と出る時で感想が180度変わった話
2024年5月12日（日）13時0分 ロケットニュース24
Yokohamaー！ 巨大なビルが建ち並んでいるのに空が広い雰囲気は思わずそう叫びたくなってしまう。渋谷から30分くらいなんだから休みにちょいと足を伸ばすのにもちょうど良かった。
何かのついでに行った土地でサウナを探して入ることにハマっている私（中澤）。せっかく横浜に来たし、気になっていたサウナに行ってみたら「サウナって入ってみるまで分からんなあ」と思った。
・スカイスパYOKOHAMA
そのサウナとは「スカイスパYOKOHAMA」。横浜駅東口から地下が繋がっているビル「スカイビル」の14階にあるサウナなのだが、以前訪れた際は混み混みでその日の定員が全て埋まっており入れなかった。確かコロナ禍もまだ冷めやらぬ時期だったので、時間帯ごとに人数を絞ったりしていたのかもしれない。
しかし、今回はそういうこともなくスッと入ることができた。やっぱりサウナにフラッと入りたい。ちなみに、価格はGW特別メニューだったため、入館は2時間パックが2650円だった。2時間を過ぎると自動的に一般料金（5時間）の3400円に切り替わるらしい。
・話題のサウナ
タオルと館内着はロッカールームにある。浴場はロッカールームから直結している形。ところで、サウナ目的で遠出するほどではない私が、なぜこのサウナだけは知っているのかと言うと……
サウナ検索サイト「サウナイキタイ」の神奈川エリアで常に1位だから。サウナについて検索した時に何かと出てくる情報サイトで、サウナ室の温度とかととのいコーナーがあるかなどの必要な情報がシンプルにまとめられているため参考にしている人は多いと思う。
しかも、ネットでは「サウナの聖地」という声も。そんなに凄いのだろうか？ サウナイキタイは本当にシンプルな温度とかの情報だけなので凄さがあまりピンと来ない。そこで浴場に入ってザッと見てみたところ……
・第一印象
ドライサウナが2室あるのは良いけど、メインサウナの外に表示された温度を見ると84度である。個人的には100度くらい欲しくはあるが、ゆるい系なのだろうか。
あと、ととのい椅子がズラーッと置かれているのはいいけれど、外気が浴びられる場所がなく全部室内。窓際にリクライニングチェアが3つあるのだが、14階だからか窓も開閉式ではない。パッと見ただけで風が欲しくなった。
私が素人だからかもしれないが、同じくサウナの聖地と言われている『ニュージャパン梅田』は素人目でも明らかに凄かったのでちょっと肩透かし感がある。う〜ん、これ言うほどなのだろうか？
・84度のサウナ室の真相
とは言え、もう入っちゃったしなあ。今はこの環境を全力で楽しもう。そう気持ちを切り替えてまずはメインサウナに入ってみたところ……お！
84度の割にしっかり熱い。ぬるい感じではなく、ちゃんと肌で熱を感じた。ばっちりキテいる！ 90度でも割とぬるく感じるタイプなんだけどなぜだろう？
そこで3段になったサウナ室の上方に設置された温度計を見てみると、室内の温度計は100度を指していた。どちらが真の温度かは分からないが、肌感覚として問題ないことは確かである。
さらに、サウナ室には大きな窓があり、みなとみらい大橋が眼下に見える。さすが14階、一望の景色だ。
・ととのいコーナーの真相
このサウナ室は確かに良いかもしれん。何より広くて居心地が良い。15度でビシビシくる水風呂に浸かりながら椅子の空きを確認すると、窓際のリクライニングチェアはいっぱいで、洗い場と浴場を仕切る壁に並べられた椅子が空いている。試しに空いている椅子に座ってみたところ……な、なに!?
風が……吹いている。
気のせいではない。結構しっかり風を感じる。そこで風が吹いてくる方向を確認したところ、椅子の頭上に管を発見。そこから風が送り込まれている。管が小さいから座るまで気づかなかったけど、浴場室内でも椅子1つ1つにしっかり風が吹くくらい空調がちゃんとしている……！
・リクライニングチェアの真相
普通にととのえた。ただ、そうなると気になるのは窓際のリクライニングチェアである。ここだけは空いてもすぐに次の人が座って全然空かない。大人気スポットだ。
なんなら、アウフグースでサウナ室にサウナーが集合しているタイミングでさえ空いてない。だが、逆に言うと、リクライニングチェア待ちのサウナーはいなくなったので、その上で順番待ちして座ってみたところ……
こいつは凄い。扇風機で風が吹いていることはもちろん、寝転がると視界が空だけになる。おおお……青空に溶けてしまいそうだ……。
一回寝転がった人がなかなか立ち上がらない気持ちも分かる。意識が空に溶けるようなととのいが心地よすぎて、余韻に浸りながら風呂を上がった。最高だったなー。
というわけで、出る頃には180度印象が変わったスカイスパYOKOHAMA。入ってみて初めて分かった発見がいっぱいあって、まるで冒険しているようでした。現場からは以上です。
＼ととのったー！／
・今回紹介した店舗の情報
店名 スカイスパYOKOHAMA
住所 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
参考リンク：スカイスパYOKOHAMA
執筆：中澤星児
Photo：Rocketnews24.
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何かのついでに行った土地でサウナを探して入ることにハマっている私（中澤）。せっかく横浜に来たし、気になっていたサウナに行ってみたら「サウナって入ってみるまで分からんなあ」と思った。
・スカイスパYOKOHAMA
そのサウナとは「スカイスパYOKOHAMA」。横浜駅東口から地下が繋がっているビル「スカイビル」の14階にあるサウナなのだが、以前訪れた際は混み混みでその日の定員が全て埋まっており入れなかった。確かコロナ禍もまだ冷めやらぬ時期だったので、時間帯ごとに人数を絞ったりしていたのかもしれない。
しかし、今回はそういうこともなくスッと入ることができた。やっぱりサウナにフラッと入りたい。ちなみに、価格はGW特別メニューだったため、入館は2時間パックが2650円だった。2時間を過ぎると自動的に一般料金（5時間）の3400円に切り替わるらしい。
・話題のサウナ
タオルと館内着はロッカールームにある。浴場はロッカールームから直結している形。ところで、サウナ目的で遠出するほどではない私が、なぜこのサウナだけは知っているのかと言うと……
サウナ検索サイト「サウナイキタイ」の神奈川エリアで常に1位だから。サウナについて検索した時に何かと出てくる情報サイトで、サウナ室の温度とかととのいコーナーがあるかなどの必要な情報がシンプルにまとめられているため参考にしている人は多いと思う。
しかも、ネットでは「サウナの聖地」という声も。そんなに凄いのだろうか？ サウナイキタイは本当にシンプルな温度とかの情報だけなので凄さがあまりピンと来ない。そこで浴場に入ってザッと見てみたところ……
・第一印象
ドライサウナが2室あるのは良いけど、メインサウナの外に表示された温度を見ると84度である。個人的には100度くらい欲しくはあるが、ゆるい系なのだろうか。
あと、ととのい椅子がズラーッと置かれているのはいいけれど、外気が浴びられる場所がなく全部室内。窓際にリクライニングチェアが3つあるのだが、14階だからか窓も開閉式ではない。パッと見ただけで風が欲しくなった。
私が素人だからかもしれないが、同じくサウナの聖地と言われている『ニュージャパン梅田』は素人目でも明らかに凄かったのでちょっと肩透かし感がある。う〜ん、これ言うほどなのだろうか？
・84度のサウナ室の真相
とは言え、もう入っちゃったしなあ。今はこの環境を全力で楽しもう。そう気持ちを切り替えてまずはメインサウナに入ってみたところ……お！
84度の割にしっかり熱い。ぬるい感じではなく、ちゃんと肌で熱を感じた。ばっちりキテいる！ 90度でも割とぬるく感じるタイプなんだけどなぜだろう？
そこで3段になったサウナ室の上方に設置された温度計を見てみると、室内の温度計は100度を指していた。どちらが真の温度かは分からないが、肌感覚として問題ないことは確かである。
さらに、サウナ室には大きな窓があり、みなとみらい大橋が眼下に見える。さすが14階、一望の景色だ。
・ととのいコーナーの真相
このサウナ室は確かに良いかもしれん。何より広くて居心地が良い。15度でビシビシくる水風呂に浸かりながら椅子の空きを確認すると、窓際のリクライニングチェアはいっぱいで、洗い場と浴場を仕切る壁に並べられた椅子が空いている。試しに空いている椅子に座ってみたところ……な、なに!?
風が……吹いている。
気のせいではない。結構しっかり風を感じる。そこで風が吹いてくる方向を確認したところ、椅子の頭上に管を発見。そこから風が送り込まれている。管が小さいから座るまで気づかなかったけど、浴場室内でも椅子1つ1つにしっかり風が吹くくらい空調がちゃんとしている……！
・リクライニングチェアの真相
普通にととのえた。ただ、そうなると気になるのは窓際のリクライニングチェアである。ここだけは空いてもすぐに次の人が座って全然空かない。大人気スポットだ。
なんなら、アウフグースでサウナ室にサウナーが集合しているタイミングでさえ空いてない。だが、逆に言うと、リクライニングチェア待ちのサウナーはいなくなったので、その上で順番待ちして座ってみたところ……
こいつは凄い。扇風機で風が吹いていることはもちろん、寝転がると視界が空だけになる。おおお……青空に溶けてしまいそうだ……。
一回寝転がった人がなかなか立ち上がらない気持ちも分かる。意識が空に溶けるようなととのいが心地よすぎて、余韻に浸りながら風呂を上がった。最高だったなー。
というわけで、出る頃には180度印象が変わったスカイスパYOKOHAMA。入ってみて初めて分かった発見がいっぱいあって、まるで冒険しているようでした。現場からは以上です。
＼ととのったー！／
・今回紹介した店舗の情報
店名 スカイスパYOKOHAMA
住所 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
参考リンク：スカイスパYOKOHAMA
執筆：中澤星児
Photo：Rocketnews24.
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