1日1000本が売れる! 神戸っ子が愛する粒あんたっぷりの「元祖あん食」をお取り寄せしてみた

2022年6月5日(日)10時51分 食楽web


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 食パンにたっぷりのあんこが入った「あん食パン」。その元祖といわれているのが、神戸の『トミーズ』というパン屋なのをご存知ですか? “トミーズのあん食”といえば、神戸出身の人なら知らない人はいないほど地元に根付いているんです。

 筆者は京都出身ですが、神戸の友人に教えてもらって以来、その食パンの虜になりました。そんなトミーズのパンが公式通販サイトで購入できると知り、さっそく注文してみることに。今回は定番のあん食を含む4種類のパンをご紹介しましょう。

粒あんがたっぷり入った甘〜い「あん食」の魅力とは?


粒あんがたっぷり入っているのでずっしり重い。トミーズのパンはいずれもレトロなパッケージが目を引く

 トミーズの看板商品である「あん食」は、北海道産の小豆を使用した粒あんを生クリーム入りのパン生地に混ぜ合わせた食パンです。1日で1000本も販売される人気の商品で、1.5斤で750円と価格も良心的。カットして1枚ずつラップに包めば約ひと月は冷凍保存が可能なのも嬉しいところ。


あんこたっぷりでボリューム満点。1枚食べると満腹になる

 カットすると、粒あんがマーブル上に練り込まれているのがわかります。一見するとあんこが少なく感じるかもしれませんが、手に持つとずっしりした重みを感じるほど。最初は生のまま食べるのが王道です。生地はもっちりしており、粒あんの甘みとの相性も抜群。フチにしっかりあんこが入っていて、耳部分もやわらかいので、最後までおいしくいただけます。


トーストすると、表面はサクサク、中はもっちりという食感のコントラストが楽しめる

 冷凍したあん食はトースターで焼いて食べるのもアリ。お好みでバターを溶かせば、バター×あんこという最高な組み合わせが楽しめます。

ちょっとリッチな「あんバター食」と「抹茶あん食」


「あんバター食」はあんバターと同じ750円だが、ひと回り小さい

 ノーマルなあん食と食べ比べてほしいのが、「あんバター食」です。通常のあん食よりもひと回り小さく、これなら2枚くらい食べられそう。発酵バターを混ぜた食パン生地に北海道産の粒あんを合わているので、バターの風味がしっかり活きています。


焼かずに食べてもおいしいが、焼くと発酵バターの良さが際立ち、これまた美味

 個人的には、生で食べるならあんバター食のほうがリッチな感じがして好みでした。とはいえ、あん食は素朴な味わいが魅力。あんバター食はいわゆる“甘じょっぱい”味が好きな人にぴったりです。


「抹茶あん食(黒豆入り)」も750円で、あん食よりもひと回り小さい

 トミーズのあん食シリーズには、「あん食」「あんバター食」だけでなく、「抹茶あん食(黒豆入り)」もあるのをお忘れなく。抹茶の生地と食パンの生地に、北海道産粒あんと丹波産黒豆を混ぜ合わせた食パンで、同店でも人気の商品です。


断面の“映え”加減は抹茶あん食がナンバーワン

 あん食よりも甘さが控えめで、抹茶の苦味をほんのり感じます。このあん食に関しては“大人の味わい”という印象。筆者は甘党なので甘さが物足りないように感じましたが、甘いものが苦手な人にはちょうどいいはず。カットしたときの断面もきれいなので、手土産にしても喜ばれるでしょう。

「ハイミルク食」はリピ買い決定!


「ハイミルク食」は1.5斤で700円

 これまで筆者は「トミーズといえばあん食一択」だと思っていましたが、今回初めて食べた「ハイミルク食」は何度も買って食べたくなる味わい深さがありました。北海道産のミルクバターたっぷりのミルクシートと生クリームを生地に練りこんでじっくりと焼き上げた食パンで、通常の食パンよりも甘みがあり、しっとりした食感が特徴です。


デニッシュ食パンのような食感。そのままでも軽くトーストしても◎(食楽web)

 ミルク感たっぷりなデニッシュ食パンのようで、そのまま食べてもいいですし、軽くトーストして食べるのもいいでしょう。焼くとバターの香りが漂い、それだけでも食欲をそそられます。また、サンドイッチにするのもおすすめです。

 トミーズのあん食は、あんこ好きならぜひ一度は食べてほしい食パンです。今回紹介した以外にもさまざまなパンがあるので、ぜひお気に入りを見つけてみては?

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。

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