新幹線のセキュリティーをどう考える?福岡の街角で意見を聞いてみた

2018年6月24日(日)7時34分 Jタウンネット

[めんたいワイド- 福岡放送] 2018年6月14日放送の「特報THEスライドショー」では、新幹線のセキュリティー問題について取り上げました。


先日、新幹線の車内で刃物を持った男が乗客を無差別に襲い、3人が死傷した事件が起こりました。それをきっかけに、新幹線の安全性が失われたといわれるようになりました。


現在、新幹線ではまったく防犯対策をしていないわけでありません。各車両に監視カメラを設置、警備員や警察官の乗車人数を増やすなどの防犯対策は行っています。


新幹線の最大のポイントは利便性。飛行機とは違い、駆け込みでも乗車できることです。


海外では、鉄道のセキュリティーが厳しい国もあり、中国やヨーロッパではX線や金属探知機による手荷物検査を導入しています。中国では、地下鉄でも手荷物検査があるそうです。


1日に新幹線は365本走っている


番組では、利用者は安全性と利便性のどちらが重要だと思っているのか。また、今後、新幹線を安全に利用するためにはどうしたらいいのか、福岡の街頭でインタビューしていました。


街頭の声は以下のとおり。


街頭の声は以下のとおり。
・新幹線に乗るとき(入口)に金属探知機があれば刃物ぐらいは見つけられるのでは(40代・男性)
・手荷物検査をするなら新幹線の値打ちがなくなる(70代・男性)
・安心して他人の横に座るには安全性が大事。手荷物検査はした方がいい(60代・男性)
・多少面倒な検査があっても、安全な方がいい(20代・女性)
・新幹線など逃げ場がない場所は怖いので安全に乗れるようにして欲しい(20代・女性)
・AIを使ったカメラで怪しい人などをマークするなどした方がいい(60代・男性)


国内では1日に定員1300人の新幹線が365本走っているそうです。乗客数が多いため、手荷物検査などは難しいとされています。


新幹線の場合、飛行機と違って途中で降りる人や乗ってくる人がいるため、隣に誰が座るのか不安になることもあります。手荷物検査は無理だとしても、警察官や警備員をもう少し増やして、チェックするだけでも違うのではないかと感じました。(ライター:ぴよこ)

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