連日完売! 知る人ぞ知る東京下町の人気店『菓子屋NOOK』の「レモンケーキ」が支持される理由【おすすめ手土産】

2023年6月24日(土)10時48分 食楽web


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●東京・葛飾区に店を構える人気店『菓子屋NOOK』。イベント時には完売するほど人気の手作り焼き菓子「レモンケーキ」は他のお店とどう違う?

 葛飾区金町は下町情緒あふれる町。昔ながらの飲食店や飲み屋が多いエリアでしたが、開発で町は変わり、どんどん新しい店が増えています。

 今回訪ねたのは、京成線路沿いの通りを曲がり、路地に入った場所にある『菓子屋NOOK(ヌック)』。開店して数年で「レモンケーキ」が話題となり、金町の菓子好きなら知らない人はいない焼菓子屋となりました。下町に溶け込みながらも異彩を放つ、その店に入ってみましょう。

ご夫婦で営む人が絶えない下町の焼菓子屋

 店主の野﨑さんは金町生まれ。元々焼き菓子作りの仕事をしていたこともあり、今後開発が進み発展が期待できると見込んで、路地の一角の落ち着いた場所に焼菓子屋を開きました。


笑顔が素敵な野﨑さんご夫妻

 店に並ぶお菓子は全てご主人の手作り。奥様が包装や接客を担当し、ご夫婦で店を営んでいます。店内に入ると、カウンターに所狭しと並ぶ焼菓子の多さにテンションが上がります。

 オープン時は数が少なかった商品も、今では常時20〜30種が並びます。種類を減らそうとした時期もあったそうですが、それぞれの焼き菓子にファンが付き、減らせなくなってしまったそう。

 数ある焼菓子の中から、店主おすすめ商品と人気商品をそれぞれ伺って購入してみました。

納得の1番人気「レモンケーキ」を味わう


「レモンケーキ」313円、贈り物にピッタリな個包装タイプは334円

 店でよく売れている人気商品は「レモンケーキ」。かわいいレモンの形とアイシングがぽってりかかったビジュアルは、胸が高鳴りませんか? 瀬戸内土産や他店によくあるチョコレートコーティングタイプのものとは違い、アイシングがかけられているレモンケーキです。

 口に含むと、アイシングに乗るすりおろしレモン皮がふわっと香り、分厚くシャリシャリのアイシングの食感がたまりません。よく味わってみると、アイシングそのものもレモン味。フレッシュな酸味と、密度が高く食べ応えのある生地が口の中で混ざり合います。お茶タイムの焼菓子として常備したいほどのおいしさでした。

絶対買い! 店主おすすめの「フィナンシェ」など焼き菓子2種


「フィナンシェ」248円

 おすすめ商品の1つが、「フィナンシェ」。野﨑さんいわく、こだわりはしっかり目に焦がして作った焦がしバターを使用していることだそう。

 頬張れば、バターとアーモンドの香りと甘さに驚き、広がる風味に次の一口が欲しくなります。よく焼けた端っこのサクサク具合も癖になりますよ。

 次のおすすめは、「ヘーゼルナッツとリコッタチーズのケーキ」です。


「ヘーゼルナッツとリコッタチーズのケーキ」432円

「ナッツ系のケーキはナッツの触感がカリカリのものが多いですが、ヘーゼルナッツを生地に混ぜ込んで焼き上げていくことでプチプチ、コリコリの食感を楽しめるように作っています」と野﨑さん。ご自身もこのケーキの食感をかなり気に入っているそうで、おすすめいただきました。


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 ヘーゼルナッツがとにかくふんだん使われています。全体的に均等にナッツが散らしてあるため、最初から最後までナッツを堪能することができますよ。チーズ風味の生地のやわらかさと、ナッツの歯ごたえの対比がクセになる、食感を楽しみたいケーキです。

贈り物用BOXが充実! 他のおもたせと差をつける

 手提げ袋(税込30〜50円)も購入でき、お土産にすることができます。おもたせとしてもらったら嬉しい型抜きクッキーの入った缶もおしゃれ。クリスマスや季節のイベント限定のBOXもあり、オンラインではすぐに完売となる人気ぶりです。

まとめ

「狭さが心地良いこぢんまりとした居心地の良い空間」の意味を持つスコットランドの建築用語『NOOK』が示す通り、落ちついた居心地の良い、ご夫婦で営む焼菓子屋でした。甘酸っぱいアイシングに癒やされる「レモンケーキ」をはじめ、所狭しと並ぶ焼菓子たちは自宅用にも贈り物にも最適。お世話になっているあの人への手土産にもいかがですか?

(撮影・文◎乃々)

●SHOP INFO

菓子屋NOOK

住:東京都葛飾区金町5-31-8
TEL:050-1002-1009
営:10:00-19:00
休:火曜(不定休あり)
https://kashiya-nook.stores.jp/

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