おめでとう、東京ディズニーランド40周年! 毎年欠かさずインパしてきた記者は、新パレードに胸いっぱい

2023年6月30日(金)18時0分 Jタウンネット

東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)は2023年4月15日、40周年を迎えた。

1983年に東京ディズニーランド(TDL)が、2002年には東京ディズニーシー(TDS)がオープンし、22年2月26日には両パーク合わせて、入園者数累計8億人を突破。多くの人がディズニーを訪れ、たくさんの思い出を作ってきたということだ。

筆者もその1人。なにを隠そう、40年間毎年欠かさずTDRに通ってきたディズニーファンなのだ。

——1983年。TDLに初訪問した時のことを、今でもはっきりと覚えている。

何も調べずに行ったため、どんなアトラクションがどこにあるのかも分からず、やみくもに歩き、その広さに圧倒された。アトラクションに乗ってみたいのだが、どこも行列でなかなか乗れなかった。

しかし、パークの中にいるだけで幸せになれた。

その魅力に夢中になり、その後、結婚しても、出産してからも、子育てをしながらも......そして子どもが結婚した後も毎年、必ず1回以上パークを訪れている。

もちろん、40周年イベント「ドリームゴーラウンド」開催中にもインパ済みである。

映画の主人公たちが続々登場! 楽しく踊るみんなの姿に感動

40周年を迎えたTDLで行われている新パレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」(24年3月31日まで、1日1回上演)は"色あざやかな、ハーモニーの世界へ"がテーマ。アップテンポなメロディーに乗ってカラフルな衣装をまとったダンサーや色鮮やかなフロートが登場し、まさに「楽しいハーモニーの世界」に浸ることができる。

45分間のショーで、全12台のフロートと56名のキャラクター、そしてダンサー達がパレードルートを周る。

TDLのパレードは、コロナ禍によるパーク休園前の20年2月28日以降、約3年間ダンサー不在だったが、復活して従来の形に戻った。カラフルなコスチュームをまとった華やかなダンサー達の元気な掛け声がパレードルートに響き渡り、その伸びやかな踊りについつい見入ってしまう。

フロートに乗ったティンカーベルに続いて、『ズートピア』の面々もフロートでやってきた! 今までの緑のシャツと違い、晴れて警察官となった"警察官コスチュームのニック"も必見だ。

この後も、映画のキャラクターたちが次々と登場。

「カールじいさんの空飛ぶ家」でおなじみの、カラフルなバルーンをイメージしたフロートは、青空によく映える。

「メリダとおそろしの森」のメリダはダンサーとともに力強く歩き、「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルはフロートで。ラプンツェルがブランコに乗って大きく揺れるという演出には、まわりのゲストからも歓声があがった。

「リメンバーミー」のミゲルもTDL初登場。色鮮やかなフロート上でギターを弾いている。死者の日の祝祭を楽しむダンサーのコスチュームやダンスは映画のワンシーンを思い出させた。

そして、まっ白でふわっとしたお馴染みの優しい姿で現れたのは、ベイマックス! TDR初登場のワサビ、フレッド、ハニー・レモン、ゴー・ ゴーも必見だ。

クラシックな作品からも、新しい作品からも人気キャラクターたちがどんどん現れ、そしてフィナーレでは、40周年のコスチュームを身にまとったミッキーマウス、ミニーマウスをはじめとした仲間たちが集結。カラフルなコスチュームをまとい、フロート上で軽快な音楽に合わせて踊るみんなを見ていると、楽しい気持ちと懐かしさで胸がいっぱいになった。

これからもTDRと共に

TDSでも40周年のテーマソングの中で行われるショー「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が上演されるし、パレードやショーだけでなく、40周年を祝うドリームガーランドの華やかなデコレーション、グッズやフードメニューなど、40周年を目いっぱい楽しめる要素が両パークに盛りだくさんだ。

ところで、筆者が1番好きなアトラクションは「イッツ・ア・スモールワールド」だ。おなじみのテーマソング「小さな世界」を聞きながらボートでゆっくり進む。

40年前、大学生の時にTDLに来て、たくさんの人形が歌う、夢があって楽しいこのアトラクションに乗った。「将来、娘を産んでTDLに連れてきて情操教育をしたい」と思った。その通りになった。

TDLオープンの翌々年、カリフォルニアのディズニーランドにも行った。TDLより遥かに大きく、立派で圧倒されたのを覚えている。しかし、「イッツ・ア・スモールワールド」の外観はモノトーン。TDLのものはパステルカラーで華やかだったので「TDLの方が勝っている」と勝手に思い、喜んだ。

「イッツ・ア・スモールワールド」は2018年に大幅リニューアルをし、よりポップな外観になった。そして約40体のディズニー映画のキャラクターが追加され、映画のワンシーンを思い出しながら楽しめるアトラクションにバージョンアップしている。

改めて乗ってみると40年間の記憶が一気にブワリと蘇る。

TDRと共に40年の時を刻んできたことはとても感慨深いものだ。

7月4日からは夏のイベントが始まる。筆者はもちろん、インパする予定。

これからもTDRと共に、人生を歩いていく。

Jタウンネット

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