和田秀樹 もうすぐ七夕。「年を重ねると願い事が出てこない?そんなことはありません」60歳からこそ<欲張りに>願い事を考えてみて

2024年7月1日(月)6時30分 婦人公論.jp


(写真提供:Photo AC)

「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「七夕の短冊に願い事を10個書く」です。

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七夕の短冊に願い事を10個書く


七夕の日、願い事を10個、短冊に書き出してみましょう。

実は、願い事を書こうと思っても書けない人がいます。

年を重ね、世の中のことはもう知り尽くした、もうこれで十分と思う人は、脳が凝り固まり、願い事が出てこないのです。

でも、本当はそんなことはありません。

欲張りになって実行する


世界は日々違うし、季節は一日一日変わっています。

もっと新しいものを見たい、もっと新しいものを聴きたい、もっと新しいことを知りたい、もっと新しいことをしてみたい。


『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(著:和田秀樹/日本文芸社)

感受性を豊かに保ち、欲張りになって実行することで、脳の凝りが取れていきます。

他の人にとってはしょうもないことでもいいんです。

願い事は何でもいい


「初恋の人に会いたい」

「一度は刺繍を完成させたい」


(写真提供:Photo AC)

「おまわりさんごっこをして、憧れていた刑事役をやりたい」

何でもいいのです。

60歳を超えて初逮捕!

想像して楽しくてワクワクしてきたら、それがスタート。

願いが枯れることはないでしょう。

※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。

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