これセロハンテープだけで作ったの!? 瀬畑亮さんの個展、大垣で開催

2018年7月20日(金)11時0分 Jタウンネット

2018年7月21日から9月2日まで大垣市スイトピアセンター(岐阜県)で、世界で唯一の「セロテープアート(R)作家」だという瀬畑亮さんの個展が開催される。


ニチバンのセロハンテープ「セロテープ」でアート作品を制作する瀬畑さん。2018 年は瀬畑さんの活動20周年でもあり、商品誕生70周年でもある。またそれに加えて、セロハンフィルムを製造するフタムラ化学の大垣工場がある大垣市は、今年で市制100周年となる。


今回は「セロフラワーシリーズ」、「動物シリーズ」等の約130点が展示され、会期中には作品づくりが体験できるワークショップや瀬畑さんによるアーティストトークも開催される。


お客さんあっての表現


芯となる材料を一切使わず、すべてテープを巻きつけて造形する瀬畑さんの作品は写真で見ても驚いてしまうほどだ。既に6月9日から7月7日まで安城市(愛知)で開催されていた展示会を訪れた人からは下のような声も挙がっている。


「セロテープで出来てるのとは思えない」
「恐るべしセロテープアート 」
「こないだセロテープアート展行った時のん これ全部セロテープでできてるんだぜ...信じられるか」

Jタウンネット編集部は2018年7月19日、瀬畑さん本人に大垣市での開催に向けての意気込みを聞いた。


「ぼく自身活動20周年でもあり、様々な意味で記念すべき年に開催できることとなりました。『セロテープ』は身近な素材で小さい頃に丸めて遊んだ人もいると思います。そういったところから親近感を抱いてくださるのかもしれません。ぼくとしては、どの年齢層の方がいらっしゃっても喜んでもらえることを目指していますし、新鮮な驚きをもって何度でも来たくなるような展覧会にしたいと思っています」

瀬畑さんは会期中お客さんの反応を見ながら、展示品の見せ方など微修正していくという。「お客さんあっての表現を大切にしたい」と続ける。


「アーティストというと、自分主体であるようなイメージがあるかもしれませんが、ぼくは『みんなの』ということを大切にしたいんです。ぼくだけではなく、スタッフも含めて『みんなの』セロテープ工作であって、最終的には来てくださるお客さんも含めて『みんなの』展覧会にしていきたいです」

個展は安城市でスタートして、大垣市で開催後、関東エリアの横浜市(10月2日から10月28日)でも開催する。


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