そんな気軽に出来るモノなの? 超絶ライトな「ランチタイム de オハライ」が話題に→宮司に詳細を聞いてみた

2022年7月27日(水)11時0分 Jタウンネット

「お祓い」と聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くだろうか。

災厄から身を守るために、遠い場所にある著名な神社に行って、時間をかけて祈願祈祷をしてもらう——何かと敷居が高く、大変そうな印象を抱いてしまうのではないだろうか。

だが、世の中にはとっても気軽に「お祓い」をしてくれる神社もあるらしい。

こちらはツイッターユーザーの飯島モトハ(@mochiunagi)さんが2022年7月18日に投稿した1枚。写真にはポスターが映っていて、そこにはこんな文言が書かれている。

「休憩時間にご祈願を!
ランチタイム de オハライ
厄除け etc」

なんと、ランチタイムの時間を使ってお祓いができるというのだ。しかも、所要時間はわずか20分と短く、思わず「お祓いって、そんな仕事の合間にしていいものなのかよ!」とツッコみを入れてしまいそうになった。

ランチタイムの時間を有効活用して、わずか20分の間でお祓いをするのは効率的で魅力があるけど、本当に効力とかあるのだろうか......。

案外、短いものです

「ランチタイム de オハライ」と銘打った企画を打ち出しているのは、東京・日本橋にある福徳神社だ。

Jタウンネット記者は7月19日、同所の宮司を取材。こんなライトなお祓いがあってもいいのかを聞いてみると......。

「お昼休みだから20分に短縮しているわけではなくて、ほかの時間に来ていただいても20分でご祈祷などは終わります。元々、そんなに時間がかかるわけではありません」

ランチタイムでやるからといって、内容を端折るようなことはないというのだ。案外、お祓いって短いんだな......。

ただ、20分ですべてを終わらせるためには予約が必須。事前に準備ができていない、別のグループがお祓いをしている最中で待たなければならない場合、20分以上はかかってしまう。

ただ、予約さえしていれば、オフィス街・日本橋で働く人達にとっては往復の時間もたいしてかからないので、ランチタイムでもお祓いができる。このことを周知するために福徳神社では「ランチタイム de オハライ」と銘打って案内を行っているという。

そのきっかけとなったのは、1〜2年ほど前の出来事だったという。

「ある日、4人組の方が祈願にいらしたことがありました。話を聞くと、全員厄年で近くにある会社の同期で、ランチタイムの時間を有効活用してそろって祈願に来たというのです。
その出来事から休憩時間を使ってお祓いをすることもできるのだと、私も気づいて、ランチタイムでもお祓いができると周知するようになりました」(福徳神社の宮司)

なんだか面倒で厄介そうだったお祓いだが、わずかな時間でできるのであれば、大変ありがたい。25歳の厄年の時に面倒で厄払いをせず、散々な年を送ってしまった過去の筆者に教えてあげたい......。

Jタウンネット

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