確かにわかりやすいが...! 「ひろゆきフェア」開催中の書店の装飾が「選挙みたい」と話題に

2021年8月20日(金)6時0分 Jタウンネット

インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」の創始者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん。

ある書店では、そんな彼の著書を特集するフェアを開催しているのだが......そのコーナーがちょっとした注目を集めている。

これは、宮城県気仙沼市にある「宮脇書店 気仙沼」の公式ツイッターが2021年8月11日に投稿した写真。いっしょに、

「コメンテイターとしても大活躍の『ひろゆき』氏のフェアを開催してみました。『1%の努力』は宮脇書店ビジネス書ランキング1位を4週キープ、それ以前からもベスト3を維持していました。ぜひ読んでみてください」

と、ブックフェアを紹介している。

しかし、陳列されている本よりも「ひろゆき」とだけ書かれた大きなのぼりのほうが目につくのは、記者だけではないだろう......。

実際、リプライ欄には

「『ひやむぎ』みたいなのぼり」
「この旗はウケる笑」
「のぼり旗〜」
「祭りの屋台の食べ物みたいになってて草」
「選挙みたい」

など、のぼりにつっこむ声が次々に集まっている。

これも客の視線を集めるための作戦なのだろうか?Jタウンネット記者は19日、宮脇書店 気仙沼を取材した。

店長「ひろゆきはひろゆき」

取材に応じた同店店長によると、投稿されたブックフェアのコーナーにのぼりを立てたのは、11日のこと。

「ひろゆきさんの『1%の努力』が非常に売り上げ好調なので、それなら他の著書もまとめてフェアをやればいいんじゃないか」と考え、フェアを開催。期間は特に決めておらず、19日現在も行われている。

注目を集めている青いのぼりも、店長自らのアイデアだという。

「POPの延長で何かでっかいのを作りたいと思いまして......『ひろゆき』はそのプロトタイプとして作りました」
「どんなデザインにしようかあれこれ考えたんですが、ひろゆきはひろゆきだな、と。なんのひねりもない、どシンプルなものにしました」(店長)

アニメのキャラクターや本人の写真を使いたい気持ちもあったが、権利の関係で難しい。文字だけなら問題ないと考えた。

結果として、シンプルすぎる「ひろゆき」のぼりは多くの人の話題をかっさらうことに成功したわけだ。

「ひろゆきはひろゆき」。店長の粋なアイデアが光る書店には、今日も青いのぼりが堂々と立っている。

同コーナーには、「1%の努力」(ダイヤモンド社)の他、「無敵の独学術」(宝島社)、「ラクしてうまくいく生き方 自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ」(きずな出版)、「叩かれるから今まで黙っておいた『世の中の真実』」(みかさ書房)、そして「なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23」(学研プラス)の5作が並んでいる。

Jタウンネット

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