「からあげ=調味料」クレイジーすぎるカツ丼なぜ誕生? →かつや広報「面白いから」

2019年8月27日(火)20時0分 Jタウンネット

「生姜からあげだれのチキンカツ丼」



パッと見ただけでは、どこで区切っていいか分からないメニュー名。これはとんかつ専門店「かつや」が8月19日から全国で販売している「生姜からあげだれ」シリーズの1品だ。


「からあげだれ」とは本来おかずであるはずの「からあげ」が、タレの一部としてチキンカツ丼にかかっているということ。たっぷり添えられたマヨネーズで味を変えて楽しむこともできる。見た目もパンチが効いた、肉×肉のボリューミーすぎる組み合わせだ。


メニューは丼の他にも、「生姜からあげだれのチキンカツ定食」や「生姜からあげだれのチキンカツ弁当」などがある。ツイッターでは、


「日本語おかしくない???と思って注文してみたらチキンカツに『生姜焼きの調味料とからあげを和えたタレ』がかかったデブのワンダーランドみたいな料理だった」
「部活帰りの高校生でも思いつかないハイカロリーメニューだわ」
「とんでもないボリュームでした、発案者は頭がおかしい(褒め言葉)です」
「味が想像通りに美味い。+100円でからあげ増量出来るので鶏肉まみれになれるので鶏肉に狂いたい方にお勧め」



との声が寄せられている。これだけでも十分すぎるボリュームなのに、なんとからあげはプラス108円(税込)で2倍にできるという。


なぜこんなにもクレイジーなメニューを思いついてしまったのか。そして一体何カロリーなのこれ...。Jタウンネットは2019年8月27日、かつやを展開するアークランドサービスホールディングスの広報担当者を取材した。


1496キロカロリー


「生姜からあげだれ」シリーズは、以前販売していた「カレーうどんかつ丼」に次ぐ「SUPER HUNGRY SALE」の第2弾だ。このキャンペーンではお腹いっぱい食べたい人に向けて、満足感のあるメニューを出している。


担当者によれば、チキンカツとから揚げが一緒にのった丼ものは、以前にもあったという。しかし今回は、「もっとボリュームがあって面白いものがないか」と考えたところ、からあげにもう一つカットを入れて細かくすることで、見た目のボリュームをさらに出すこととなった。


インパクトのあるメニュー名については、


「からあげがタレなんて普通考えないじゃないですか。ボリュームがあったらいいねって作ってたんですけど、見た目も楽しくて、食べてもおいしくて、からあげもタレっていう風にしようということで、この名前になりました」



と話している。


肝心のお味はどうなのだろうか。担当者によれば、生姜が効いたタレにはタマネギが入っており、からあげはもちろん、下のチキンまで染みているという。「ご飯を食べ進めるには適した味付け」とのことだ。


そして誰もが気になるのがそのカロリー。「生姜からあげだれのチキンカツ丼」が1496キロカロリー、「生姜からあげだれのチキンカツ定食」が1596キロカロリーと、予想はしていたもののやはり目玉が飛び出るほど高い。からあげを2倍にすると、さらに312キロカロリーがプラスされるというのだから、覚悟して食べなければいけない。


販売期間は約1か月だが、在庫がなくなり次第終了となる。また、一部取扱いのない店舗や、価格が異なる場合があるようだ。挑戦してみたい人はお早めに。

Jタウンネット

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