大学入学共通テスト、記述式問題の採点にベネッセグループ

2019年9月2日(月)11時45分 リセマム

学力評価研究機構

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大学入試センターは2019年8月30日、大学入学共通テストの記述式問題の採点業務について、ベネッセグループの学力評価研究機構に委託することを決めた。一般競争入札による落札で、金額は約61億6,000万円。委託期間は2019〜2023年度。

 大学入学共通テストは、大学入試センターに代わる新しいテストで、初回は2021年1月16、17日に実施。マーク式問題に加え、国語と数学で記述式問題が導入される。

 大学入学共通テスト記述式問題の採点管理業務委託事業者には2社が入札し、価格1対技術3の総合評価落札方式により、テストの採点処理業務などを行う学力評価研究機構が、61億6,094万3,470円(10%の税込)で落札した。

 委託期間は2023年度まで。2019年度は準備事業として、2019年11〜12月に国語と数学で各1万枚の答案の採点を実施して検証。大学入試センターと採点事業者との役割分担、採点者への事前研修、スケジュールなどについて検証を重ね、2020年2月までに学力評価研究機構が報告書にまとめ、大学入試センターに提出する予定。

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