慶應大の高校別合格者数…難関私立が上位独占、納得の1位は

大学通信は、2023年度入試における大学合格者の高校別ランキングを特集している。紹介記事の最後を飾る「慶應義塾大学」合格者の高校別ランキングは、3位に渋谷教育学園幕張、4位に浅野、5位に頌栄女子学院がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

　ランキングは、国公私立大学の2023年度入試の合格者数を高校別に調査したもの。私立大は学校推薦型選抜・総合型選抜を除く一般選抜の当該方式におけるデータを掲載。未回答・非公表の高校は掲載しておらず、高校別合格者数を公表している大学は、大学発表の人数を使用している。なお、大学通信の掲載ランキングでは順位づけされていないが、リセマムでは合格者数に基づき順位づけした形で紹介する。

　7月31日に更新されたデータによると、慶應義塾大学の2023年度高校別合格者数ランキングは、3位が「渋谷教育学園幕張（千葉）」136人、4位が「浅野（神奈川）」135人、5位が「頌栄女子学院（東京）」130人、6位が「聖光学院（神奈川）」127人、7位が「海城（東京）」113人、8位が同数で「麻布（東京）」と「県立湘南（神奈川）」各112人、10位が「国立東京学芸大学附属（東京）」109人となった。

　大学通信によると、慶應義塾大の2023年度入試は、志願者3万7,411人に対し、9,625人が合格。倍率は3.9倍。トップ10は、早稲田大同様、東京・神奈川を中心に国私立トップ校が8校ランクイン。上位30校のうち国私立校の割合は76.6％にのぼり、難関私国立が占めるランキングとなった。

　慶應義塾大は2023年度大学入試において、首都圏・私大のうち志願者数・受験者数こそトップ10圏外となっているが、入学辞退率はもっとも低く62.02％。難関私大の中でも受験者の入学意欲の高さがうかがえる結果となった。

　ランキング1位・2位の高校をはじめ、ランキングの詳細は大学通信のWebサイトで確認できる。

2023年「慶應義塾大学」合格者 高校別ランキングの1位は？
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