"口福"な果実のプロダクト|柑橘
2023年9月29日(金)14時23分 ソトコト
おいしさが積み重なったジャム。
愛媛県内で採れた果実を使用。「イエロー3層ジャム」は、上から、みかんジュースで炊き上げたバナナ、コンポートを混ぜた黄桃、松山市にある興居島産のいよかんを使ったマーマレードが層になっている。「レインボー2層ジャム」は、いちごといよかんのマーマレードの組み合わせ。各層を混ぜてもおいしい。
ロフト担当者コメント
「SOIL TABLE」のジャムは、果肉感がたっぷり。また色が鮮やかで見た目にもこだわった一品。手がけているのは、太陽のように明るい笑顔が印象的な農業プロデューサーで『楽農研究所』の代表・菊地義一さん。地元・愛媛県の農家の“懸け橋”として、農産物を使った加工品の製造や販路開拓をはじめ多角的に活動されています。
\菊地さんが来店!「SOIL TABLE」の試食販売会/
「ロフコト雑貨店」先行販売の「イエロー3層ジャム」や「レインボー2層ジャム」、リリースされたばかりの「神の島レモンカード」の試食販売を、以下の場所と日時で実施。
『銀座ロフト』
10月7日(土)・8日(日) 12:00〜19:00
『渋谷ロフト』
10月9日(月・祝) 12:00〜18:00
農業プロデューサーの菊地義一さんに聞きました。
Q.1商品作りへのこだわりは?
A.愛媛県内の素材を使い、添加物など余計なものを一切使わず、柑橘をはじめそれぞれの果実がもつ本来の味わいを生かしているところです。また、味はもちろんですが、瓶に入れたときにきれいな層に見える果実の組み合わせや順番にもこだわっています。
Q2.柑橘がもつ魅力とは?
A.愛媛県は温州みかんだけでなく、それ以外の中晩柑といわれる柑橘も多く栽培しています。特に2月〜3月は、いよかん、せとか、ぽんかん、はるみをはじめ多種類を楽しめる“宝箱”のような時期。柑橘と一言でいっても、それぞれの特徴や違いを楽しめるのは大きな魅力です。
Q3.愛用中の果実にまつわる道具は?
A.自分にとって欠かせないアイテムとして挙げるなら、「SOIL TABLE」のジャム瓶です。空き瓶をデスクの上に置いて、常に次はどんな層のジャムを作ろうかと、イメージを膨らませています。今回の2種類のジャムも、そんな過程を経て生まれたものです。
柑橘と寒天のマリアージュ。
和歌山県有田市で約400年の歴史を誇る有田みかんの産地で作られる『伊藤農園』のジュレは、太陽をたっぷり浴びて育った柑橘を搾った果汁に、粗糖と寒天だけを加えた柑橘そのものの味わいを感じられる一品。異なる食感にするため、品種ごとに寒天の配合率を変えている。
ロフト担当者コメント
柑橘の味わいがギュッと詰まった寒天ジュレで、ホロホロした口当たりとスッキリした飲み心地が特徴。小さな子どもから年配の方まで楽しんでいただけるはずです。パウチに入っていて持ち運びにも便利!
四国の秘境で育った、ゆずの香りを堪能。
徳島県・那賀町木頭地区で栽培される「木頭ゆず」は、芳潤な香りと酸味の強さが特徴。『黄金の村』の「木頭ゆずオリーブオイル」は、エクストラバージンオイルにゆずの果皮から抽出したオイルをプラス。「ゆず香る国産いわし缶詰」は、そのまま食べてもアレンジしても。
ロフト担当者コメント
全国の高級料亭でも使われている「木頭ゆず」。“四国のチベット”といわれるほど高い標高で、雨量があり寒暖差も大きい盆地に位置する木頭地区の環境が、ゆずの生産にとても適しているそうです。
香りはみかん、中身はワイン。
静岡県浜松市の特産品「三ケ日みかん」の規格外みかんを搾った果汁から醸造した、『時之栖』の柑橘ワイン。甘みと酸味のバランスがよい甘口と、スッキリさわやかな味わいの辛口の2種類がある。パウチタイプは180mlの飲みきりサイズで、キャンプのおともにも。
ロフト担当者コメント
ワイン文化を広めようと、ワインにあまりなじみのない層をターゲットに据え、印象的なパッケージで甘口と辛口の2種類を用意。規格外のみかんを使っているのは、フードロス削減に貢献したいという思いからだそうです。
さまざまな種類を飲み比べてみたい!
温暖な気候と急斜面の地形を生かして、柑橘栽培が盛んな愛媛県西南部の八幡浜市で3代続く『小林果園』。ここで自然の恵みをいっぱい受けて育った柑橘だけを搾った100%ストレートジュースは、無添加、無糖、無香料で安心・安全。コロンとしたボトルもかわいらしい。
ロフト担当者コメント
「柑橘の品種ってこんなにあるの⁉︎」と、充実のラインアップに驚かれるのではないでしょうか。仲間や家族でシェアしながら、それぞれの品種のジュースを飲み比べて、味の違いを楽しんでみるのもおすすめです。
果実の漢字が「針金アクセサリー」に。
一本の針金から作られた、ユニークで存在感のある漢字のピアス。これらは、針金アクセサリー作家「iki」の作品だ。普段は文字だけでなく、手をモチーフにしたアクセサリーなども制作しているが、今回は「檸檬」や「蜜柑」など果実の漢字をモチーフにしたアクセサリーを中心に販売する。オーダー&即売会では、好みの色の針金を選んで、好きな文字のアクセサリーをオーダーできる。
「iki」 オーダー&即売会
『渋谷ロフト』10月15日(日)
『銀座ロフト』10月21日(土)
時間:両日とも13:00〜19:00
所要時間:約20分
事前予約制:各日16枠
料金:漢字2文字2,530円〜
photographs by Jiro Matsushita, Kenta Sasaki, Tom Miyagawa Coulton & Hiroshi Takaoka text by Ikumi Tsubone, Mari Kubota & SOTOKOTO