兵庫県の高校生が放課後に育てた牛が品評会で最優秀賞に 「神戸ビーフ」のA5ランク

2017年10月14日(土)7時3分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年10月3日放送の「Today's VOICE ニュースな人」のコーナーでは、兵庫県立農業高校「肉牛研究会」の生徒たちが紹介されました。


「肉牛研究会」とは、兵庫県立農業高校の動物科学科で牛について学ぶ9人が所属し牛18頭の世話をしている部活なのですが、なんと酪農のプロもびっくりという偉業を成し遂げました!


先輩方から受け継いだ牛


動物科学科ではヤギや豚などの10種類以上の動物を育て、動物の飼育・活用ができる人材を育成しています。放課後の部活動のひとつである「肉牛研究会」では、ブランド牛「神戸ビーフ」の生産に取り組んでいます。その「肉牛研究会」が育てた牛、こまち号が今年7月、兵庫県内の牧場などが自慢の牛を出品する加古川市の枝肉共励会で、最高級神戸ビーフのA5ランクに認定、その道のプロが育てた牛34頭を破り高校生では初となる最優秀賞を受賞したのです。品評会ではロースの芯の部分に「さし」と呼ばれる脂肪分が細かく散らばっていたことが、高い評価につながりました。


部長の鶴田くんは「こまち号は約3年間育てている、自分たちが関わっていない期間もあるので、歴代の先輩方がしっかり育ててきた面が出たんじゃないかなと思います」とのこと。


命と正面から向き合っているからこそ、自分たちの手元にいる間にたっぷりの愛情を注いであげたいという肉牛研究会のメンバーたち、これからの進路も命に向き合う仕事を選びたいと考えています。


高校生の部活でプロさながらの活動に驚きを感じたとともに、やりがいや達成感を持てる素晴らしい活動だと思いました。(ライター:けあるひの)

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