『くら寿司』天然魚プロジェクトマネージャー・大濱喬王さんの選書

2022年9月11日(日)11時1分 ソトコト




1. 菜の花の沖(一)


主人公は江戸時代の蝦夷地を舞台に、海産物を取引する商売を成功させるだけでなく、日本とロシアの国交を切り開く懸け橋にもなりました。「ゼロイチ」を生み出すチャレンジ精神を奮い立たせてくれます。


著者:司馬遼太郎
出版社:文藝春秋


2. 江戸の食卓に学ぶ ─江戸庶民の"美味しすぎる"知恵


江戸時代の寿司は、握り飯ほどの大きさがあったこと、生魚は少なく、焼いたネタが多かったことなど、当時の寿司文化を紹介。寿司以外にも、庶民が海産物をどう食べていたか、当時の食文化を広く学べます。


著者:車浮代
出版社:ワニブックス


3. プロフェッショナル 仕事の流儀 2008-2009


各界の偉人が紹介され、とくに心に刺さったのは『国連難民高等弁務官事務所』職員の高嶋由美子さん。プロフェッショナルとは、「自分にいつも疑問を呈することができる人」。常に念頭において仕事しています。





著者:NHK「プロフェッショナル」制作班(編)
出版社:ポプラ社


4. 熱帯魚・水草完全入門


「アフリカンシクリッド」という熱帯魚を飼っていますが、魚の生活環境を考え、工夫することで、魚の病気対策、獲った魚や育てる魚の適切な扱い方といった視点が養えていることが、今の仕事に役立っています。





著者:小林道信
出版社:創元社


5. 紀州釣りマニア ─ダンゴでチヌ・本場の最先端


「紀州釣り」とは、エサをつけた針をヌカの団子で包み、それを沈めてチヌ(クロダイ)を釣る特殊釣法。釣りを好きになったことは、エサの知識なども含め、今の仕事に生かされていると思います。





著者:週刊釣りサンデー出版編集部(編)
出版社:週刊釣りサンデー


大濱喬王さんが選ぶ「回転寿司・寿司×海と食とSDGsに触れる本5冊」

photographs by Yuichi Maruya text by Kentaro Matsui
記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

ソトコト

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