【危機一髪】宇都宮の行列店「キャロル」の餃子を鉄鍋で作ったらヤバいことになった

2023年12月15日(金)14時55分 ロケットニュース24

早いもので2023年も終わろうとしている。今年1年を振り返ると人それぞれだろうが、個人的には宇都宮の餃子が思い出される。人生初の聖地巡礼、そして2時間も並んで有名餃子「正嗣(まさし)」を食べたのは記憶に残るものだった。

やっぱり宇都宮はスゴいなぁ〜、そして正嗣はこういう焼き方をしているのねぇ〜と五感をフル活用して感じたものだが、ここにきて現地で食べ損ねていた餃子の存在を思い出した。「キャロル」というお店がそうである。

・通販もやってるキャロル

なぜなら、キャロルは激戦区である「餃子通り」に店舗を構えながら、正嗣、みんみんなどに負けず劣らず行列ができていたのだ。

んでそれ見た際、通販でも販売していることが分かったため店舗では食べず。今回、お取り寄せで冷凍餃子を送ってもらった次第である。

購入したのは、25粒で価格は3000円(送料無料)のセット。1粒あたり約35gとのことなので、なかなかの大きさをしている。

なお、キャロルは宇都宮餃子会の準組合員。餃子の特徴としては焼き・茹で・蒸し・揚げ・なべと全てのスタイルに対応していること、それからできる限り栃木県、近隣県の食材を使用しているところだ。

・初の鉄鍋調理
さて、簡単な情報はこれくらいにしてさっそく調理を……と言いたいところだが、正嗣の焼き方を目の前で見たことで当編集部は焼き方を一新してみた。

これまでフライパンで焼いていたのを「鉄ギョーザ鍋」にしたのだ。この日のために編集長のGO羽鳥は家で自主練。失敗を重ねた上で仕上げてきた。

なんでも上手に焼けたら最高に美味しいらしい。これまでキレイに焼けてる餃子の写真も見ているし、もはや期待しかないぞ。てことで、さっそく作り始めたところ……

わっーーー!!!!

うわっーーー!!!!!!!!

一瞬、爆発しちゃう危機一髪状態かとも思ったが、お湯が吹き出ただけなのでサッと水分を拭き取ってリカバリーすることができた。アブナイ、アブナイ!

気を取り直し、あとはしっかり焼いたら……

おおおおぉぉぉぉ!!

ブラボー!! 初の鉄鍋での焼き餃子は大成功〜!! いい匂いも漂っているし、これはもう勝ちが約束されたものだろう。

・味の感想
とはいえ、味わうまで油断はしちゃいけない。んで、食べてみた率直な感想を一言でお伝えするならば、このキャロルという餃子は……

めちゃめちゃウマかった

まずバランスのよさがエグい。噛んだ瞬間に溢れ出る肉汁といい、皮の入りのよさといい、すべてが高い地点にまとめられているのだ。

そして味が濃いからそのままで食べてもウマいし、もちろんタレにつけてもウマいのもよし。なんなら野菜のシャキシャキ感もあるし、非の打ち所がないくらいどこからでも素直にウマさを感じる。

また、肉肉しい感じがあるのにクドさがないのも、テクニックが光っているというか。それでいて、一口でギリギリ食べられるサイズ感も攻めていて、気づけばペロリと食べさせるだけの力もある。

米とも合うし、ビールとも合う。なんなら単品でもイケるタイプの餃子というのも素晴らしい。皮が分厚くてトゥルンとしているから、好みが分かれるとしたらそれくらいだろうか。いずれにしても、行列できていたのがよく分かる!!

もし自分が野球チームの監督だとしたら、キャロルは主軸を任せたいと思える選手で試合を決定づける仕事に期待したくなる。

バランスがいいのに荒削り感がなくてキレイなスイング……。正統派のスラッガーでこれが高校球児ならプロが黙っちゃいない。なんなら海外からスカウトが視察に来てもおかしくないだろう。

・Newキャロル
ここまで来たら言うまでもなく、ランクは文句なしで最高のS。さすがは宇都宮の餃子といったところで、ハイレベルな強豪揃いのなかでも個性を出している上にウマさも兼ね備えていた。

これまでキャロルといったらロックバンド、今の時期だと『クリスマスキャロルの頃に』あたりが個人的に濃いところだったが、これからは宇都宮の餃子も新たに加わった。いやぁ、それにしても宇都宮の餃子は本当に強いなぁ。

参考リンク:餃子のキャロル
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

画像をもっと見る

ロケットニュース24

「餃子」をもっと詳しく

「餃子」のニュース

「餃子」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ