「夜中の散歩で腰抜かす」「軽くホラー」 公園の入り口に鎮座する「顔」が話題に→設置者がこめた思いとは

2023年12月30日(土)20時0分 Jタウンネット

憩いの場所であるはずがちょっと不気味に見えてしまう──そんな公園の風景が投稿され、X上で注目を集めている。

こちらは、兵庫県在住の写真家・小林哲朗(@kobateck)さんが2023年10月30日に投稿した写真だ。

映っているのは、周りを木々に囲まれた公園。滑り台やブランコのようなものも設置されていて、よくある普通の公園なのだが、どうしても視界に入ってくるものがある。

......おわかりいただけただろうか? 壁に、女の子の顔を模したレリーフがあるのだ。

小林さんが発見した"顔"には、X上でこんな声が寄せられている。

「なんじゃこりゃ過ぎる。軽くホラー...」
「夜中の散歩で腰抜かす」
「かくれんぼしててそのままに...」

この顔、一体何なのだろうか? その真相を探るべく、Jタウンネット記者は10月31日、まずは投稿者の小林さんに話を聞いた。

「子供たちが喜んでくれることを願って」

小林さんが"顔"を見つけたのは30日、場所は兵庫県尼崎市にある梅の木公園だ。野良猫の写真を撮ろうとカメラを持って散策していたところ、突然「顔」を見つけたのだという。

「楽しいはずの公園の入り口にこんなリアル顔の設置物があるとは驚きです」(小林さん)

記者が11月2日、同公園を管理する尼崎市役所の職員にも話を聞いたところ、"顔"のある壁は1990年〜91年にかけて設置されたもの。梅の木公園の改修工事に伴い、道路側からの修景を考えて同市の公園管理者が置いたものだという。

「顔」のある壁の前にはもう一枚、丸型に穴の空いた壁が設置されており、そこから覗くことでちょうと「顔」が見えるような仕組みになっているとのことだ。

職員は"顔"について、

「修景に加えて、子供たちが喜んでくれることを願って設置されたものです。ぜひ、当公園にお越しいただき、前壁の丸穴から覗いて実物を見ていただきたいと思います」

とコメントしている。

Jタウンネット

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