埼玉・朝霞市の少女誘拐事件で公衆電話に再評価 使い方、場所など子どもへ周知を

2016年3月28日(月)17時23分 BIGLOBEニュース編集部

埼玉・朝霞市の少女誘拐事件で公衆電話に再評価 使い方、場所など子どもへの周知が必要との声

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2年以上にわたり行方不明となっていた埼玉・朝霞市の女子中学生(15)が、3月27日に保護された。保護に繋がったのが少女自身の公衆電話からの通報だったことから、緊急時の公衆電話の有用性に注目が集まっている。また、携帯電話に慣れた子どもたちに、数が減った公衆電話の場所や使用法を教えることが必要という声が相次いでいる。


ネットでは、公衆電話の必要性を再認識する声のほか、子どもを持つ親からは、「娘は公衆電話の使い方も知らないし、公衆電話がどこにあるのかも知らないし、警察や消防に電話するときにお金いらないってことも知らない」と危惧する声や、「どこに公衆電話があるかを子どもたちと一緒に確認。使い方を練習。緊急の時にはお金がなくても繋がることを伝える」といった投稿があり、多くの共感が集まっている。


公衆電話を使った警察への110番、消防や救急への119番などの緊急通報は、「硬貨やテレホンカードは不要」となっている。通報の手順はデジタルとアナログで異なり、デジタルは「受話器を上げ、そのまま110番等」を押し、アナログでは110番等を押す前に「緊急通報ボタン」を押す必要がある。誘拐事件に巻き込まれる可能性は低いかもしれないが、災害時などの緊急通報にも役立つため、子どもへは公衆電話の場所や使用法を教えておきたい。


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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