日本海側を中心に平年を上回る積雪 雪おろしの注意点は?

2022年1月3日(月)16時29分 tenki.jp

今シーズンは強い寒波が度々襲来し、日本海側では大雪に見舞われました。3日(月)15時も積雪が平年を上回っている所が多くなっています。雪下ろしの際の注意点をまとめました。

日本海側 平年を上回る積雪

今シーズンは12月後半から強い寒波が度々襲来し、日本海側は大雪に見舞われています。
上の図は、3日(月)15時現在、積雪が平年に比べてどの程度あるかを示したものです。日本海側を中心に平年を上回る積雪(紫や赤、オレンジ、黄色で示される地点)となっている所が多くなっています。
15時現在、北海道新千歳空港では30センチと平年比188%、青森市は73センチと平年比209%、岐阜県関ケ原町では20センチと平年比286%、富山市は16センチと平年比178%となっています。
また、普段あまり積雪の多くない地域でも積雪が多く残っています。滋賀県彦根市では23センチと平年比1150%、京都府舞鶴市は26センチと平年比650%と、平年の値が小さいため、平年比はかなり大きな値となっています。
この先1週間も日本海側は雪が降りやすく、さらに積雪が増える可能性があります。屋根からの落雪やなだれに注意が必要です。雪下ろしの際は事故のないようお気をつけください。

雪下ろしの注意点

安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
①雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
②はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
③雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。
面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

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