明日9日 細い月と金星が並ぶ 日の出前の南東の空に注目

2024年1月8日(月)13時41分 tenki.jp

明日9日の未明〜明け方にかけて細い月と金星が並んで見られます。日の出前の南東の低い空に注目です。関東から西では晴れる所が多く、見られるチャンスがありそうです。

明日9日の日の出前 細い月と金星が並ぶ

明日9日の未明〜明け方にかけて、細い月と金星が並んで見られます。近くには水星やさそり座の1等星アンタレスもみられ、早朝の空を彩ります。寒い時期ですが早起きする価値がありそうです。
日の出の1時間ほど前に、南東の低い空で見られるため、東側に開けた場所で観察するとよさそうです。肉眼や望遠鏡で十分に見られるくらいの明るさです。
明日9日の日の出時刻は、東京都心6:51、大阪7:06、高知7:11、福岡7:23です。

関東から西はチャンスあり 寒さ対策は万全に

明日9日の明け方は、九州〜関東は高気圧に覆われて広く晴れるでしょう。東の空には低い雲が発生する所もありますが、見られるチャンスがありそうです。一方、北陸〜北海道は寒気の影響で、日本海側を中心に雪や雨の降る所が多く、太平洋側でも雲の多い天気となる見込みです。
朝の冷え込みは厳しく、明日の予想最低気温は、九州〜関東で0℃くらいまで下がる所が多いでしょう。星空観賞の際はしっかり寒さ対策をしてください。

冬の太平洋側 星空観賞には好条件

星がきれいに見える条件は以下の2つです。
①月明かりが少ないこと。明るい月が空に姿を見せていると、その明るさに隠されてしまって星が見えにくくなっています。このため月が空に出ていないときや細い月の時の方が、よりきれいに星を見ることができます。満月に近い太った月ほど、明るい上に夜間に出ている時間が長いため、星空観察の妨げになります。
②空気が澄んでいること。星空観察を妨げる要因となるものの一つが水蒸気です。水蒸気は大気を霞ませ、空の透明度を下げてしまいます。水蒸気が少ないということは、大気の透過率が高いということを示します。そのため、冬の太平洋側では大気中の水蒸気が少ないため、星がよく見えるようになります。

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