連休明けは冬型強まる 日本海側は強い雪 太平洋側も冷たい風

2023年1月10日(火)9時20分 ウェザーニュース

2023/01/10 09:10 ウェザーニュース

連休明けの今日10日(火)の日本列島は、冬型の気圧配置が強まっています。北海道から北陸にかけての日本海側は局地的な強い雪に注意が必要です。晴れる太平洋側も風の冷たい一日となります。

北海道から北陸で局地的に強い雪

平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は関東〜近畿付近まで南下しています。北海道や東北北部は−12℃以下の強い寒気に覆われ、日本海側の各地で雪雲が発達しやすい状況です。
北海道は石狩平野を中心とした道央で雪が強く、東北から北陸は広い範囲が雪雲に覆われて積雪が増えています。9時までの12時間に降った雪の量は北海道札幌市・小金湯で38cm、新潟県津南町と群馬県みなかみ町・藤原で23cmを観測しました。また、小樽市で23cm、札幌市中央区でも12cmと積雪が大きく増えています。
雪の強まりやすい状況は昼過ぎにかけて続くとみられ、さらに積雪が増加する見込みです。積雪急増による交通障害や、強雪・吹雪による視界不良などのおそれがあるため、注意をしてください。

太平洋側は晴れても風が冷たい

10日(火)9時00分の風向風速

晴れている太平洋側も北西の季節風が強まっています。特に関東から東海にかけては沿岸部を中心に平均で10m/sを超える風が吹いていて、9時までの最大瞬間風速は愛知県常滑市・セントレアで21.1m/s、東京都大田区・羽田空港で19.0m/s、東京都心で18.1m/sを観測しました。
寒気が南下した影響もあり、晴れている割には気温が上がりません。最高気温は東京都心や大阪市が9℃、名古屋市が8℃など10℃に届かない所が多い予想です。
昨日とは一転して寒中らしい寒さとなりますので、しっかりと防寒を行ってお過ごしください。

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