週間天気 冬の寒さ続く 週明けは北陸など日本海側で大雪警戒

2024年1月10日(水)15時0分 ウェザーニュース

2024/01/10 15:01 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・被災地能登は積雪や土砂災害に注意を
・日本海側は雪や雨が多い
・週明けは強い寒気南下 大雪のおそれ
・冬らしい寒さ 東京で0℃予想も

この先一週間は日本海側の地域は雪や雨の降る日が多くなります。来週はじめは強い寒気が南下するため雪の強まりに注意が必要です。太平洋側では晴天が続きます。

被災地能登は積雪や土砂災害に注意を

令和6年能登半島地震の被災地では短い周期で天気が変化し、雪や雨の降る日が多くなる予想です。来週はじめは雪や風が強まるおそれがあるので、最新の気象情報をご確認ください。
地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。また、雪が降ると損傷した建物が積雪の重みで倒壊したり、救助活動・物資輸送への支障などが懸念されます。
避難生活をされている方は低体温症や一酸化炭素中毒等に注意してください。

日本海側は雪や雨が多い

明日11日(木)は全国的に晴れるところ多いものの、12日(金)には低気圧が北日本を通過し、13日(土)には北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となります。
北日本や北陸など日本海側を中心に広く雪や雨が降り、特に北陸以北では内陸を中心に積雪増加のおそれがあります。風も強まるため、吹雪による視界不良にも注意が必要です。
今週末は大学入学共通テストがありますので、特に北日本の受験生のみなさんは時間に余裕を持った出発が安心です。
一方、太平洋側は週後半は晴れる日が多くなる予想です。

週明けは強い寒気南下 大雪のおそれ

14日(日)から15日(月)にかけては低気圧が発達しながら北海道の北へ進み、週明けは再び西高東低の冬型の気圧配置となります。強い寒気が南下するため、北海道から山陰にかけての日本海側を中心に雪や雨が降る予想です。北陸や北日本日本海側を中心に大雪や吹雪に警戒が必要です。
関東や東海など太平洋側でも雨や雪の降る可能性があります。

冬らしい寒さ 東京で0℃予想も

平年のこの時期らしい気温となる予想で、冬らしい寒さが続きます。寒気が南下するタイミングでは広範囲で厳しい寒さとなり、昼間でも10℃に届かないところが多くなる見込みです。
太平洋側では晴れる日の朝には放射冷却が効いて冷え込みが強まり、東京でも最低気温が0℃前後になる日があるとみています。

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