北海道で猛吹雪と激しい雪 18日(金)まで積雪急増とホワイトアウトに警戒

2019年1月17日(木)8時45分 ウェザーニュース


2019/01/17 08:48 ウェザーニュース

17日(木)朝の北海道留萌市の様子
今日17日(木)朝は、北海道や東北の日本海側では風が強まり、一部ではすでに暴風雪となっています。
また、発達した雪雲が通過しているところでは、激しい雪も降っています。

日本海沿岸部では暴風が吹き荒れる

今朝7時40分には、北海道の積丹半島にある神恵内で、25.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。
7時30分時点での風の様子を見ても、日本海側の沿岸部を中心に、風が強まっているのがわかります。

北海道では激しい雪も

発達した雪雲がかかっている、北海道の道央や道南、東北から新潟県にかけての日本海側では、雪が強まっています。
北海道の道央にある美唄では、7時から8時までの1時間で11cmも新たに積雪が増える、激しい雪となりました。

【暴風】これから明日18日(金)にかけてがピーク

明日18日(金)にかけて、冬型の気圧配置さらに強まり、北海道を中心に北日本では、暴風が吹き荒れる予想です。
平均で15m/s、瞬間的には30m/sを超え、交通機関に影響が出るおそれもあります。
特に津軽海峡や北海道の道南では、風が強まりやすく、警戒が必要です。
また、視界が全く効かなくなる“ホワイトアウト”になることもおそれもあり、外出が危険なレベルになります。
無理に外に出ることは避けて、可能な範囲で予定の調整を行ってください。

【大雪】24時間で30cm以上積雪増も

このあとも北海道から北陸の日本海側を中心に発達した雪雲がかかり続ける予想です。
北陸の沿岸部では雨のところもありますが、北海道や東北では雪となり、降り方が強まるおそれがあります。
北海道の山沿いでは20cmを超えるところがあり、旭川では10cm、札幌でも5cm以上は積雪が増える見込みです。
東北南部や北陸の山沿いでは30cmを超える雪が新たに積もるおそれがあり、大雪にも警戒が必要です。


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