大雪や吹雪に警戒 運転見合わせや通行止めなど交通機関への影響(1月22日更新)

2024年1月22日(月)13時30分 ウェザーニュース

2024/01/22 13:34 ウェザーニュース

上空に今季一番の寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大雪や吹雪が予想されています。明日23日(火)から25日(木)にかけて広範囲で鉄道や高速道路、飛行機への影響が懸念されます。
今回は東海や近畿などにも雪雲が流れ込む予想で、名古屋圏や関西でも影響が出るおそれがあります。気象による影響予測をお伝えします。最新の情報を確認して、移動される際は時間に余裕をもってお出かけください。(1月22日更新)

<鉄道>一部で運転見合わせ可能性 新幹線も影響あり

在来線の影響について(23日〜25日対象)

北海道から九州までの広い範囲で、運転見合わせや遅延などの可能性があります。
【新幹線】
東海・山陽新幹線では、特に関ヶ原付近や岡山県以西で雪の影響が大きくなり、全線に渡って遅延などが発生することが考えられます。北日本に向かう新幹線では24日(水)から、北陸新幹線や九州を走る新幹線では明日23日(火)夜から、雪の影響出始める見込みです。
【在来線】
明日23日(火)は、北海道の道南・道東を中心に朝から運転見合わせの可能性があり、北陸や山陰を走る路線でも明日のうちから運転見合わせとなる可能性があります。特に北陸や山陰では25日(木)にかけて影響が残る見込みです。
そのほかの路線でも、広範囲で日本海側を中心に大雪や吹雪により、遅延や一部運転見合わせなどの影響が考えられます。岐阜県内や京阪神エリアでも、ダイヤが乱れることが予想されます。
ご利用の際は各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

<高速道路>名神や新名神高速道路に影響も

高速道路の影響(23日〜25日対象)

北海道や東北では、明日23日(火)から吹雪による視界不良が懸念されます。北海道では断続的に、東北北部では一時的に通行止めとなる可能性があります。北陸では山間を走る区間では吹雪に加えて雪の強まりによって、通行止めとなることも考えられます。
東海から近畿、中国地方にかけては、名神高速道路や新名神高速道路、中国自動車道などでも、大雪によって通行止めとなる可能性があります。通行止めにならなくても、冬タイヤ規制が実施される見込みですので、利用予定のある方は最新情報を確認ください。山陰でも雪の強まりによって、23日(火)夜から一部が通行止めとなる可能性があります。
四国や九州でも明日の夜から明後日の朝をピークに広範囲で雪が積もる予想のため、通行止めなどの規制が実施されることが考えられます。
関東甲信でも山沿いや標高の高い区間では、雪による速度規制や冬用タイヤ規制となる可能性があります。この区間を通行する予定がある場合は、事前に冬用タイヤの準備をお願いします。
規制の有無や通行止めの情報などは、各高速道路会社から発表される情報を確認してください。
一般道でも同様の影響が懸念されます。大雪による通行止めや吹雪による視界不良、吹き溜まりの発生などにも注意が必要です。

<航空>北日本や北陸、山陰では欠航のおそれ

飛行機の影響(23日〜25日対象)

大雪や吹雪の影響で、飛行機の運航への影響も出る見通しです。
北海道では、23日(火)は道東、24日(水)は道央、25日(木)はオホーツク海側を中心とする各地で、大雪や吹雪の影響を受けて欠航となる便が出てきそうです。
東北や北陸、山陰でも明日23日(木)から影響が出始め、大幅な遅延や欠航となる便がある見込みです。そのほか、東海や四国、九州を離発着する便についても、遅延や条件付き運航となる可能性があります。
最新の運航情報などは、各航空会社から発表される情報を確認してください。

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