巡査ら3人、男女交際巡りトラブルの男性警察官から50万円恐喝容疑…三重県警が書類送検
2025年2月1日(土)8時15分 読売新聞
三重県警察本部
交際トラブルを巡り、同僚の警察官から慰謝料名目で現金50万円を脅し取ったとして、三重県警は31日、男性巡査2人と男性巡査長を恐喝の疑いで津地検に書類送検した。県警は、いずれも起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
発表によると、紀宝署の巡査(23)は昨年9月28日、桑名署の巡査長(40)と鈴鹿署の巡査(27)らと共謀し、男女交際を巡りトラブルとなっていた男性警察官に慰謝料を払うよう要求。ATMで現金50万円を出金させ、脅し取った疑い。50万円は事件の2日後に返金されたという。
県警は31日、紀宝署の巡査と桑名署の巡査長を懲戒免職、鈴鹿署の巡査を停職6か月(31日付で依願退職)とした。
また、車内で女性警察職員の手に触れるなどしたとして、鳥羽警察署長(57)を本部長訓戒の処分とした。署長は2月3日付で警務課付に異動する。