西日本や東海の空にハロが出現 環天頂アークが見えた所も

2023年2月2日(木)10時30分 ウェザーニュース

2023/02/02 10:21 ウェザーニュース

今日2月2日(木)の午前、西日本から東海の一部でハロなどの光学現象が出現しています。愛媛県では鮮やかな虹色の環天頂アークが現れました。

午後もハロが現れる可能性あり

日本付近は冬型の気圧配置になっていて、太平洋側は晴れている所が多くなっています。上空の高い所には氷の粒で構成された薄い雲が広がり、それによって太陽の光が屈折させられ西日本や東海では光学現象の見られた所がありました。愛媛県大洲市では空の高い所に鮮やかな虹色をした環天頂アークが出現しています。
環天頂アークは、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。
今日は午後にかけても薄雲の広がりやすい天気が続くとみられ、引き続きハロなどが現れる可能性があります。空の変化に注目の一日です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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