雲から顔を出す富士山 雲の厚みは1000m程度

2019年2月5日(火)15時5分 ウェザーニュース


2019/02/05 14:36 ウェザーニュース

今日5日(火)は、静岡の沖合で風のぶつかり合いにより発生した雲が関東南部まで拡大。予想以上に雲の多い、すっきりしない天気が続いています。この雲は低く、厚みがあまりありません。

静岡県上空

富士山上空を飛ぶ飛行機から雲の様子を見ると、富士山の山頂付近には雲が全く見られません。宝永火口あたりまではっきりと見えているため、雲頂高度は2000mを少し上回る程度です。

静岡県熱海市

一方で、熱海から見た雲の底の様子からは、雲底の高度は1000m前後の低さと見られます。
雲の厚さが1000m以上になると雨を降らせる可能性があり、実際に関東南部では弱いながらも雨が確認されています。東京でも非常に弱い雨が観測され、昨日4日(月)に続く今月2日目の雨になりました。雲の多い状態は夕方頃まで続くと見られ、関東南部の日差しは望み薄です。


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