日本海側は局地的に強い雪や吹雪 明日にかけて50cm以上の積雪増も

2023年2月14日(火)10時40分 ウェザーニュース

2023/02/14 10:27 ウェザーニュース

今日14日(火)の日本列島は冬型の気圧配置となり、日本海側の広い範囲で雪が降っています。局地的に強く降ったり吹雪となったりしており、明日15日(水)にかけて積雪の急増や視界不良などに注意が必要です。

北海道から山陰の広範囲に雪雲

昨日、各地に雨を降らせた低気圧が日本の東の海上で発達し、冬型の気圧配置が強まっています。上空には寒気が流れ込み、北海道から北陸、山陰にかけての広い範囲が雪です。
雪雲が発達している所では強く降っていて、10時までの1時間には青森市や山形県酒田市で3cmの降雪を観測しました。風も強く、最大瞬間風速は福井県小浜市で21.2m/s、新潟県佐渡市・相川で20.6m/sと一部で20m/sを超え、吹雪で見通しの悪くなっている所があります。

明日にかけて強い雪や吹雪に注意

上空の寒気はこれから明日15日(水)にかけてピークとなるため、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降る見込みです。
今日の昼から明日夜までの積雪は、東北や北陸の各地で10〜30cmに達し、山沿いの多い所では50cm以上の大雪となるおそれがあります。積雪の急増による路面状況の悪化や、市街地での屋根からの落雪、山間部での雪崩などに注意が必要です。
また、風の強い状況が続くため、吹雪によって視界不良となったり、吹き溜まりが出来ることも考えられます。現時点で大雪警報や暴風雪警報が出ている所はないものの、強い雪や吹雪に対する備えをしっかりと行ってください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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