花粉情報 19日(日)雨が上がる午後は注意 今年は大量飛散でピーク長引く可能性も
2023年2月19日(日)5時44分 tenki.jp
きょう19日(日)は昼頃まで雨の降る所が多いですが、雨が上がった後は九州から関東甲信でスギ花粉の飛散が増えるため、花粉症の方は要注意。20日(月)以降は花粉が「非常に多く」飛ぶ所も。スギ花粉飛散のピークが近づいています。
きょう19日(日)の花粉飛散予測
きょう19日(日)は低気圧や前線の影響で、九州から東海にかけては昼頃まで雨が降るでしょう。関東も昼過ぎまでは所々で雨が降りそうです。雨が降っている間は花粉の飛散は抑えられますが、雨が上がった後は九州から関東を中心にスギ花粉の飛散が増えますので、花粉症の方は油断せずに対策をすると良いでしょう。
20日(月)以降 「非常に多い」所も
あす20日(月)以降は、花粉の飛散は東京は「多い」、広島や高知で「やや多い」日が増えてくるでしょう。静岡や福岡では「非常に多く」飛ぶ日がある見込みです。
本格的な花粉シーズンに突入しています。花粉症の方はマスクやメガネを使うなど、万全な対策をなさってください。
各地のピークは?
スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるでしょう。
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ヒノキ花粉のピークが始まる見込みです。
帰宅後の花粉対策
外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。