関東の花粉飛散 今年は「非常に多い」 今週は「多い」日も 3月は飛散ピークに

2023年2月20日(月)15時20分 tenki.jp

関東甲信の今年の花粉の飛散量は、例年の200パーセント以上と「非常に多い」予想。今年の花粉の飛散のピークはこれからですが、今週は「多い」日もありそうです。花粉を室内に持ち込まないなど、対策を万全にしてお過ごしください。

関東の今年の花粉飛散量「非常に多い」

関東地方は既に花粉シーズンに入り、いよいよ3月上旬には花粉飛散のピークとなります。関東地方の今年の花粉の飛散量は、例年と前シーズンと比べて、200%以上と「非常に多い」見込みです。
花粉の飛散量は、日々の天気や気温によっても左右されます。飛散量が多くなるのは「気温が高く乾燥した日」や、「風が強い日」、「雨の翌日」などと言われています。
この週末(18日、19日)は気温が上がり、花粉症の症状が出たという方も多かったかもしれません。花粉の本格的なシーズンもいよいよ始まり、これから3月上旬のピークに向けて、花粉の飛散がさらに多くなりそうです。

今週の花粉の飛散は?

今週の天気と花粉の飛散量を見てみましょう。21日(火)と22日(水)は、おおむね晴れるものの、日中の最高気温は平年よりも低く、真冬の寒さになりそうです。そのため、花粉の飛散は抑えられそうです。南部を中心に「やや多い」程度でしょう。北部は「少ない」見込みです。
23日(天皇誕生日)は、日差しは少ないものの、気温が上がり、南部で花粉の飛散は「多い」見込みです。北部も「やや多い」でしょう。24日(金)は南部、北部ともに「少ない」見込みですが、25日(土)は雨上がりで晴れるため、南部で「やや多い」、26日(日)は「多い」でしょう。北部は「少ない」予想が続きそうです。

これから関東のスギ花粉のピークに

関東のスギ花粉のピークは、3月上旬から4月上旬の予想です。花粉の飛散はまだ始まったばかりで、週間の予想を見ても「少ない」や「やや多い」日が目立ちますが、これから3月にかけて、花粉の飛散が「非常に多い」日も出てきそうです。花粉症の方は、出かける前の対策だけでなく、帰宅後もしっかりとした対策が必要です。
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。
①上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
②髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。
(⑤ 花粉を取り除くためには、鼻をかむことも効果的です。ただ、新型コロナウイルス感染防止のためにも、鼻をかむ前後には、必ず手洗いをしましょう。)

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